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女性の日(4月10日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日女性の日(4月10日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

4月10日は「女性の日」。今回は「女性の日」の意味や由来を解説します。

また、「女性の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特にファッション業界や美容業界の方、女性向けの商品やサービスを提供している企業、イベント関連の事業などをされている企業は、ぜひ参考にしてみてください。

「女性の日」の意味・由来とは?

4月10日は「女性の日」です。1946年(昭和21年)のこの日、戦後初の総選挙が実施され、初めて女性の参政権が行使されました。これを記念し、1949年(昭和24年)に労働省(現在の厚生労働省)が「婦人の日」として制定。その後、1998年(平成10年)に「女性の日」と改称されました。当時、初めて投票した女性は約1,380万人。39名の女性国会議員が誕生しています。

また、4月10日を起点とした1週間を「女性週間」としており、女性の地位向上を目的とした活動をするための週間として提唱しています。

「女性の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「女性の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「女性の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「女性の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「女性の日」を元に発信をする流れ

「女性の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「女性の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「女性の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「女性の日」を広報PRに活かした事例

「女性の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「女性の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「女性の日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.フェムケアセットの送料無料キャンペーンを実施

女性特有の悩みを解決する商品を企画・開発する株式会社シルキースタイルは、「女性の日」をきっかけに期間限定でフェムケアセットの送料無料キャンペーンを実施しました。

フェムケアセットとは、運営するボディーオロジーサロン「On de」で集められた悩みを元に開発された女性のためのインナー「On de miu ビューティーショーツ」と、23種類の天然成分や美容成分でできたフェミニゾーン専用の「ドルチェローズNAMAジャウムソープ」がセットになった商品です。

「女性の日」に合わせてキャンペーンを行うことで注目を高め、これまで購入したことが無かった方々にも購入しやすい機会を作っています。

参考:4/10「女性の日」より期間限定で“自分を愛しみ自分らしく生きる”On de miuフェムケアキャンペーン実施!

事例2.女性著者による話題作を特集ページで紹介

オーディオブック及び音声コンテンツ制作・配信サービスであるAmazon オーディオブックAudiblは、「女性の日」にちなんで女性著者による毎日を豊かにする話題作を公式サイトの特集ページで紹介しました。

「俳優・著名人による朗読」「芥川賞・直木賞受賞作家」「スキルアップ・キャリア」「ライフハック」などといったカテゴリ別に紹介しており、「女性の日」にしかできないようなラインナップで特集。取り扱っている作品の幅広さやサービスの魅力についても同時にPRしています。

参考:春の新生活は、女性著者による作品で彩りを。4月10日 「女性の日」に向け、毎日を豊かにする人気作を特集

事例3.「国際女性デー」にちなんだスペシャルカクテルとオリジナルピンバッジを販売

アメリカンレストラン「ハードロックカフェ」を運営する株式会社WDI JAPANは、3月8日の「国際女性デー」を記念してスペシャルカクテルとオリジナルデザインのピンバッジを販売しました。

イタリアではこの日、男性が女性に日頃の感謝を込めてミモザを贈ることから「ミモザの日」ともいわれており、ミモザの名を冠したスペシャルカクテルを期間限定で販売。また、女性がモチーフとなった世界各国のハードロックカフェ共通デザインのピンバッチを販売しました。

これらの売り上げの一部を女性活躍の場を応援する団体「HAPPY WOMAN®」へ寄付するという点がGOODポイント。「すばらしい役割を担ってきた女性たちによってもたらされた勇気と決断を称える」ために国連によって制定された「国際女性デー」にふさわしい事例といえます。

参考:アメリカンレストラン「ハードロックカフェ」イタリアで“ミモザの日”とされる国際女性デーをテーマにしたチャリティ企画「国際女性デー」スペシャルカクテル/ピンバッジ販売

「女性の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「女性の日」の意味や由来について紹介しました。

「女性の日」にちなんだイベントやキャンペーンを開催することはもちろん、女性を対象とした調査リリースを発信するのも一案です。自社で女性に関する取り組みやサービスがある場合は、そちらを記念日に合わせて発信するとよいでしょう。

また、3月8日の「国際女性デー」などの女性に関連する記念日と関連付けることでより幅広い企画が生まれるかもしれません。今一度、「女性の日」をきっかけに自社製品やサービスの広報PRを検討してみてはいかがでしょうか。

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