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【2020年9月版】広報PRトレンドウォッチ!大型連休ネタは8月中の仕込みを

毎月の広報PRに役立つトピックスやトレンド情報の活用方法についてお届けする、広報PRトレンドウォッチです。

2020年9月の広報PRでは、どんなトピックスに注目して動いたらいいのでしょうか。今回もPR TIMES MAGAZINE編集部が考察していきます。

次シーズンに乗り遅れないよう先取りがポイント

下半期に突入する9月。厳しい残暑を乗り越えて秋が訪れる季節の変わり目でもあり、食べ物や生活にも少しずつ変化を感じるころです。

中旬には「敬老の日」と「秋分の日」からなる「シルバーウィーク」があるため、夏季休暇明けといえど、オンとオフの切り替えが難しいかもしれませんね。

シルバーウィークを過ぎると季節はいよいよ秋本番。夏ごろから温めていた企画や施策は9月初旬には発信し、この頃には周知されている状態を作るのが理想的です。生活者が、季節と合わせて気持ちも切り替えられるような企画を提案してみましょう。

(PR TIMES編集部)

2020年9月の注目キーワード

2020年度の折り返し地点となる9月に要注目なキーワードとは。今回も事例をもとにご紹介します。

注目KWその1「防災の日」

9月のトレンド防災の日

1923年9月1日、午前11時58分、関東地方をマグニチュード7.9の大地震が襲い、14万人以上の死者・行方不明者が出る大災害が起こりました。この「関東大震災」を忘れることのないよう、災害に備え防災について考える機会として、1960年に9月1日を「防災の日として制定されました。

また、9月1日は暦の上では二百十日にあたり、台風シーズンでもあります。1959年の9月26日には戦後最大の被害とも呼ばれる「伊勢湾台風」が発生したこともあり、防災の日制定につながったとも言われています。

参考:日本記念日協会
参考:防災の日と二百十日(東京消防庁)

「防災の日」は9月1日のため、関連プレスリリースの配信は8月が多くなっています。9月に配信する場合は「防災の日に提供開始」といった当日にローンチしたプレスリリースが多い傾向があります。

関連プレスリリースでは、生活者の自然災害に関する意識や、実際に被害にあった際の苦労など今後のヒントに繋がるような調査を実施したプレスリリースが目立ちます。

<調査系のプレスリリース例>
<防災の日:災害時に安心・安全だと思う場所に関する意識調査>もっとも「安心」と思う場所は自分の家、「安全」は避難所

WOTAが「WOTA BOX」シャワー設置で節約した水量が累計70トンを突破

防災関連で真っ先に浮かびやすいのが、防災グッズ。なかでも写真映えやおいしさなどで話題性を生みやすい非常食の新規販売に関するプレスリリースが豊富です。

<非常食に関するプレスリリース例>
【缶詰のサブスク】食べながらたくわえる美味しい缶詰を《毎月・定額》でお届け。mr.kanso (ミスターカンソ) が subsc で新メニューをスタート!

3.11の極限状態を教訓に生まれた「5年保存備蓄食」 防災ゼリー『LIFE STOCK』先行発売

スマートフォンは災害時でも頼れる心強いツール。防災アプリに関する情報のみならず、高齢者向けにインターネットの知識を広める機会の提唱や、バッテリー切れを防ぐガジェット等のプレスリリースも見受けられます。

<アプリやバッテリーに関するプレスリリース例>
ゲヒルン、9月1日(防災の日)に「特務機関NERV防災アプリ」を提供開始

地方自治体の防災対策の動向~ITの活用で、正しい情報の伝達~

スマホ充電器レンタル「ChargeSPOT」バッテリースタンドの設置台数が5千台を突破!「充電不足に備える防災訓練」を9月1日(防災の日)に実施

ちなみに、6月9日にはLINE株式会社さんが制定した「サイバー防災の日」もあります。デジタルデバイスが普及した現代でインターネットを活用したサイバー防災意識を高めようと、セキュリティの鍵を掛ける「ロック」の語呂合わせから誕生しました。

日本は台風や地震など自然災害と隣り合わせの島国。何気ない日常がいつ奪われるかもわからない昨今に、新型コロナウイルスの感染拡大が起こり、新たな災害避難の在り方が問われています。今年の防災関連のプレスリリースは注目が集まるかもしれませんね。

防災の日のプレスリリース活用事例はこちらから

注目KWその2「敬老の日」

9月のトレンド敬老の日

9月の第3月曜日は「敬老の日」。「多年にわたり社会に尽くしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う日」として、1966年に国民の祝日として制定されました。

従来は9月15日に定められていましたが、連休が増えるよう一部の祝日が移動されたハッピーマンデー制度により、2003年から第3月曜日に。2020年の敬老の日は9月21日です。ちなみに、敬老の日の対象年齢は明確には定められていませんが、65歳以上というのがひとつの目安だそうです。

参考:日本記念日協会

敬老の日を含んだ大型連休はシルバーウィークと呼ばれています。1950年代にゴールデンウィークの対になる連休として誕生。もともとは映画業界の発展のために11月の文化の日を中心とした期間に制定されていましたが、祝日法改正に伴い9月の大型連休を指すように。いまではシルバー世代に関する祝日がある連休として定着しています。

関連プレスリリースの配信タイミングは9月が最も多いですが、8月20日以降も少なくありません。体験イベントや関連ギフトの予約開始など事前告知が必要なものは約1ヵ月前から発信するケースが多いです。

敬老の日もまず目立つのが調査系のプレスリリース。時代の変化に応じたニーズが垣間見えます。

<調査に関連するプレスリリース例>
イマドキ60代独身は「気楽」「自由」を背景に約半数が老後も「1人で過ごしたい」

敬老の日ギフトは、シニア層の日常に寄り添う商材から懐かしいリバイバルアイテムまで、幅広いラインナップです。

<ギフトに関連するプレスリリース例>
シニア世代に贈る“昭和ノスタルジー”な贈り物 キャラアート「敬老の日」を発売開始

3世代で楽しめる体験型ギフトも人気。コロナ禍の今年はどんな体験が提供されるのか、楽しみです。

<体験型ギフトに関連するプレスリリース例>
「TikTok」、敬老の日に新たなチャレンジ!「#元気な祖父母」チャレンジ

シルバーウィークとして、夏休み企画を延長したものや旅行グッズのプレスリリースも豊富に配信されています。

<トラベルに関連するプレスリリース例>
ジップロック®といっしょに旅しよう。Ziploc Go! 今年もスタート!

シルバーにかけて「銀」に関連するキャンペーンも。期間だけでなく名称と関連させる工夫が散見されます。

<シルバーに関連するキャンペーンのプレスリリース例>
うしすけシルバーウィークInstagramキャンペーンを開催します

コロナ禍の今年は夏休みの帰省を控えるひとも少なくないでしょう。そんな今年の敬老の日は、家族愛を伝えあう日として大切にしていきたいもの。オンラインツールや配送ギフトなど今年ならではのアイデアには需要が集まりそうです。

敬老の日のプレスリリース活用事例はこちらから

これから話題になりそうな要注目キーワード

要注目のキーワード

認知度はまだ低いかもしれないけど、今後注目されそう!SNSで話題になりそう!そんなキーワードを、PR TIMES MAGAZINE編集部が独自でPick Upしました!

要注目KWその1「メンズバレンタインデー」

2月の一大イベントといえば「バレンタインデー」。その1ヵ月後の「ホワイトデー」は知られていますが、さらに半年後の9月14日にあるのが、「メンズバレンタインデー」です。

男性が女性に下着をプレゼントする日として日本ボディファッション協会が1991年に制定したもので、下着市場活性化がねらいのようです。

日本独自の記念日ですが、シャイな日本人に下着を贈るというのはハードルが高く、なかなか定着していない様子。とはいえ、市場活性化のために記念日を設けるアクションは広報活動の参考となりますね。

要注目KWその2「主婦休みの日」

家事や育児に勤しむ主婦・主夫がほっと一息つけるように、と1月25日、5月25日、9月25日には「主婦休みの日」という記念日が制定されています。年末年始、ゴールデンウィーク、夏休みととくに主婦・主夫が忙しくなる時期のあとに休んでもらおうというねらいがあるそう。

女性向け情報誌を発行する株式会社サンケイリビング新聞社さんが中心となって制定されたもので、2009年に認定されました。日常に寄り添いやすいため企業からの注目度も高く、各種イベントやサービスが展開されています。

参考:一般社団法人 日本記念日協会
参考:主婦休みの日(サンケイリビング新聞社)

要注目KWその3「洋菓子の日」

菓子職人の守護聖人であるサン・ミシェル(大天使ミカエル)の祝日が9月29日であることから、三重県洋菓子協会が制定した「洋菓子の日」。2002年に制定されスイーツ業界がフェアを開催するなど、じわじわと普及しています。

9月下旬は残暑が残りつつも秋の気配も感じ始める時期でもあるので、冷たいスイーツから温かいホットスナックまで幅広いメニュー展開できる絶好のタイミングでしょう。飲食業界の方やイベント関連のプレスリリースを控えている方は要チェック!

要注目キーワードのプレスリリース活用事例はこちらから

2020年9月の広報PRはこう動くのがおすすめ

コロナ禍の今年は、三密回避のため夏季休暇をお盆の時期とずらそうという声も挙がっています。そのため、9月の連休前後で長期休暇を取得する人が例年以上に増えるかもしれません

いつも以上にステークホルダーの行動パターンが多様化することを想定したうえで、対象ごとにプレスリリースの文言を変えてみたり、配信時期を細かく分けてみたりするのも有効でしょう。誰に、どんな状態を提案したいかをよく見つめてみしょう

<編集/岡 陽香>

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この記事のライター

大森 美野

大森 美野

2015年にPR TIMES入社。主にPR活動レポート作成をしていましたが、もっとお客様の声が聞きたくて2019年よりカスタマーリレーションズ本部に異動。情報を欲していた広報担当時代を思い出しながら、PR TIMES MAGAZINEではたくさんのアレコレを届けていきたいと思います。石橋は叩きすぎて壊すタイプ。でもたまにスキップで渡っちゃいます。

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