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アパート記念日(11月6日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

今日は何の日アパート記念日(11月6日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

11月6日は「アパート記念日」です。今回は、「アパート記念日」の意味や由来について解説します。

また、アパートの新情報を取り扱ったプレスリリースをいくつかピックアップ。「アパート記念日」と掛け合わせて広報PRを行う際のポイントも紹介しています。賃貸事業を展開する企業は、ぜひ参考にしてみてください。

「アパート記念日」の意味・由来とは?

11月6日は「アパート記念日」です。1910年11月6日、東京・上野に日本初の5階建て70室の木造アパートが完成したことが制定の由来です。

木造アパートの名前は「上野倶楽部」。明治初期の借家は長屋がほとんどで、なかには2階建ての長屋や、外国人向けの洋風の借家もありました。そんななか、日本初のアパートとして建てられたのが「上野倶楽部」です。

なお、「アパート記念日」は日本が独自に制定したもの。記念日を記念したイベントも特に行われていません。

「アパート記念日」をきっかけに広報PR活動する効果

「アパート記念日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「アパート記念日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「アパート記念日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「アパート記念日」を元に発信をする流れ

「アパート記念日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「アパート記念日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「アパート記念日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「アパート記念日」を広報PRに活かした事例

「アパート記念日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「アパート記念日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「アパート記念日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.思い入れのある空き家に命を吹き込むDIY賃貸事業で参画オーナーを募集

建築・インテリアの企画などを承る株式会社HandiHouseprojectは、DIY賃貸事業において新たな空き家活用法を発信。共に賃貸事業を行いたい物件オーナーや、空き家活用の相談を募っています。

思い入れがあるけれど、解体するほど老朽化が進んでいない空き家に新たな命を吹き込むプロジェクト。複数人のリモートワークにも対応できるようにするなど、そのとき社会が住まいに求める条件を考慮し、DIYを行っています。

空き家問題にアプローチし、住環境へのリテラシーを高める取り組みは、昨今注目されています。想いの詰まったプロジェクトを多くの方に広めるために、「アパートの日」をきっかけとした広報PR活動を検討してみるのも一案です。

参考:空き家活用の新たな形 ハンディハウスプロジェクト「DIY賃貸」築古住宅を多様な暮らし方に合わせた住宅に再生!

事例2.ガレージアパートのフランチャイズ展開に伴ったプレスリリース配信

新築アパートメーカーのフィリックス株式会社は、同社事業の一環であるガレージアパート運営についてプレスリリースを配信しました。愛知県にて2社限定でフランチャイズ加盟店の募集を行います。

「アパート記念日」のプレスリリースではありませんが、近年需要が高まりつつあるガレージアパートというジャンルに特化し、フランチャイズ展開について積極的に発信することで認知を広めています。比較的シンプルな記事内容ですが、メリットや事業内容などの訴求ポイントが参考になる広報PR事例です。

参考:新築アパートメーカーのフィリックス【 愛知県限定2社 】ガレージアパート事業のフランチャイズ加盟店を募集

事例3.人気シリーズの映画公開を記念し、マッシュアップ曲を公開

株式会社ソニー・ミュージックレーベルズは、映画「劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)」の公開記念プロジェクトを実施しました。音楽グループのMAISONdes(メゾン・デ)が参加し、人気曲「Get Wild」とのマッシュアップ楽曲を製作。

「どこかに存在する架空のアパート」をテーマに展開するシリーズで、アートワークには『シティハンター』の主人公である「冴羽獠」も登場します。記念日とは少しジャンルの違うプレスリリースですが、架空のアパートと「アパート記念日」を掛け合わせたユニークな広報PR施策としてヒントになるでしょう。

参考:架空のアパートMAISONdesが「Get Wild」とのマッシュアップ曲「A lonely night ~ひとりぼっちのGet Wild~ feat. アイニー, RED」をリリース!

「アパート記念日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

コロナにより働き方が変わったことで、人々の暮らしや住環境への関心にも変化がありました。

地方の空き家に移住したり、いま住んでいる家での暮らしをより楽しむための取り組みを実践したりする人が増えています。そうした方々に向けて情報を発信する場合には、「アパート記念日」を広報PRの取り組みに活用するのもおすすめ。メディア関係者や記者の目にもとまりやすく、記事として取り上げられる可能性も高まります。

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