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子ども読書の日(4月23日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日子ども読書の日(4月23日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

4月23日は「子ども読書の日」。今回は「子ども読書の日」の意味や由来を解説します。

また、「子ども読書の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の広報事例もご紹介。

広報やマーケティングネタを探している方、特に出版業界の方や、子どもと読書に関する製品、サービスの開発・販売に携わっている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「子ども読書の日」の意味・由来とは?

4月23日は「子ども読書の日」です。政府が「子どもの読書活動の推進に関する法律」に基づき定めました。目的は、子どもの読書活動についての関心と理解を深め、子どもが読書する意欲を高めることとされています。また、4月23日から5月12日までの約3週間は「こどもの読書週間」です。

加えて4月23日は「サン・ジョルディの日」「世界図書・著作権の日」でもあり、4月30日は「図書館記念日」、5月5日は「こどもの日」と、読書や子どもにまつわる記念日が続きます。そのため、公共図書館や書店などではさまざまなイベントや取組みが増える時期でもあります。

出版業界をはじめ、子どもや読書といったテーマで新商品を紹介したり、「子ども読書の日」にちなんだキャンペーンを行ったりと、さまざまな広報PR活動のきっかけとなる記念日といえるでしょう。

「子ども読書の日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「子ども読書の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「子ども読書の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「子ども読書の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「子ども読書の日」を元に発信をする流れ

「子ども読書の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「子ども読書の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「子ども読書の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「子ども読書の日」を広報PRに活かした事例

「子ども読書の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「子ども読書の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例とポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「子ども読書の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.「子ども読書の日」に向けて書籍を寄贈

ブックオフグループホールディングス株式会社は、子会社であるブックオフコーポレーション株式会社のプレスリリースを配信しました。2024年4月23日の「子ども読書の日」にちなんで、合計215冊の書籍を寄贈する取り組みです。

「子ども読書の日」の記念日を明記したのはもちろん、「第二の家として過ごせる居場所」「寄贈」など、活動概要がわかるタイトルがGOODポイント。プレスリリースでは、過去の寄贈した様子を写真で紹介し、活動の魅力をアピールしています。記念日をきっかけに、自社の取り組みの認知拡大効果を高めた好事例です。

参考:2024年4月23日(火)は【子ども読書の日】第二の家として過ごせる居場所 三楽が運営する学童施設へブックオフが寄贈

事例2.「こどもの読書週間」の特集ページとアンケート調査

楽天グループ株式会社は、オンライン書店「楽天ブックス」にて特集ページを公開しました。「こどもの読書週間」に向けて、読み聞かせ師のけいたろう氏とコラボレーションしたWebコンテンツです。

プレスリリースでは特集ページの概要を踏まえたうえで、今回の企画に先駆けて実施されたアンケート調査の結果も発表しています。「子どもの読書の日」の明記はないものの、関連性の深い記念日・週間であることから参考にしやすい事例です。グラフやイラストを用いてわかりやすくまとめた調査レポートも参考になります。

参考:「楽天ブックス」、「こどもの読書週間」に先駆けて聞かせ屋。けいたろう氏とコラボレーションした特集ページを公開

事例3.文部科学大臣表彰受賞をプレスリリースで発表

愛知県豊橋市は、「豊橋市まちなか図書館」が文部科学大臣表彰を受賞したことをプレスリリースで発表しました。全国的にも珍しい空間づくりや読み聞かせプログラムなどが評価され、子供の読書活動優秀実践図書館として受賞。

プレスリリースでは豊富な写真を掲載し、各設備に応じたコンセプトやこだわりを訴求しています。「子どもの読書の日」の事例ではありませんが、地域で取り組む図書館の魅力を実績とともに発信することで、より多くの注目を集めた広報PR施策といえるでしょう。

参考:子供の読書活動優秀実践図書館として文部科学大臣表彰を豊橋市まちなか図書館が受賞!

「子ども読書の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

4月23日の「子ども読書の日」は、絵本や子どもの読書といったテーマに注目が集まりやすい日です。出版業界の方や、子ども向けの書籍に関する製品開発を行う企業の方にとっては、「子ども読書の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「子ども読書の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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