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民放の日(4月21日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日民放の日(4月21日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

4月21日は「民放の日」。今回は「民放の日」の意味や由来を解説します。

また、「民放の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に放送業界の方やマスコミ業界の方、イベント関連の事業などをされている企業は、ぜひ参考にしてみてください。

「民放の日」の意味・由来とは?

4月21日は「民放の日」です。1951年(昭和26年)のこの日に、日本で初めて民間放送16社の放送の予備免許が与えられたのを記念して日本民間放送連盟が制定

1968年(昭和43年)に、社団法人・日本民間放送連盟が、4月21日を「放送広告の日」として制定。現在は「民放の日」に改称されています。「民放の日」は、民間放送の取り組みをPRし、視聴者・聴取者に民間放送への理解を深めてもらうことを目的としています。

4月21日からの1週間は「民放週間」とされており、現在でもキャンペーンなどが行われています。

「民放の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「民放の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「民放の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「民放の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「民放の日」を元に発信をする流れ

「民放の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「民放の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「民放の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「民放の日」を広報PRに活かしたい参考事例

「民放の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「民放の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントをピックアップ。今後の参考になるように「民法の日」だけではなく、民法に関する広報PRの紹介もしています。

事例1.ドキュメンタリー番組の奨励賞受賞をプレスリリースで発表

静岡放送株式会社は、同社が制作した番組「日本のチカラ 伊豆おはな〜家族をつくる介護タクシー〜」が、年間優秀作品を選定する番組選奨会議で「奨励賞」に選ばれたことを発表しました。教育ドキュメンタリー番組「日本のチカラ」から選出された作品で、プレスリリースでは番組内容を紹介しています。

今回の受賞にちなんで「受賞コメント」を掲載し、制作側の想いや受賞作品の魅力を訴求したのがGOODポイント。「民放の日」の事例ではありませんが、自社の実績をプレスリリース配信することで、多くの注目を集めるきっかけになった好事例といえるでしょう。

参考:SBSテレビ制作の番組が民間放送教育協会「日本のチカラ 奨励賞」を受賞

事例2.アイドルグループが民放共同プロジェクトに参加

株式会社STUは、アイドルグループ「STU48」のメンバーが、広島民法4局の共同プロジェクトに参加することをプレスリリースで発表しました。プロジェクト名である「ミヤゲキングダム」と、参加メンバーがわかりやすいアイキャッチが印象的です。

プレスリリースでは「各局放送内容・放送日時」の項目を設け、出演者や収録内容をピックアップした構成がGOODポイント。「民法の日」の事例ではありませんが、民放4局による大規模なプロジェクトであること、アイドルグループにスポットを当てたプレスリリースであることなどから独自性のアピールにも効果が期待できます。

参考:在広民放4局が共同プロジェクト 『ミヤゲキングダム』

事例3.名古屋最強のラジオ局を決めるイベントを生配信

株式会社エフエム愛知は、「THE ラジ王 2024 名古屋最強ラジオ局決定戦」と題したイベント情報をプレスリリースで公開しました。NHKと民放4局がタッグを組み、名古屋最強のラジオ局を決めるオンライン配信イベントです。

5局による共同企画であることはもちろん、YouTubeで生配信される日付、1年ぶりの開催であることなど話題性を盛り込んだタイトルがGOOD。こちらも「民放の日」のプレスリリースではありませんが、魅力が伝わるタイトル、イベント情報がわかりやすい見出し構成が参考になる広報PR事例です。

参考:【NHK+民放4局】名古屋最強のラジオ局を決める戦い、1年ぶり開催!「THE ラジ王 2024」2月24日(土)YouTubeで生配信!

民放の日をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「民放の日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

「民放の日」にちなんだイベントやキャンペーンを開催したり、テレビやラジオ放送に関連した調査リリースを出したりするのも一案です。

「民放の日」だけでなく2月1日「テレビ放送記念日」や7月12日「ラジオ本放送の日」などの放送関連の記念日と絡めるとより幅広いPRが期待できます。

今一度「民放の日」をきっかけに自社製品やサービスを広報PRしてみてはいかがでしょうか。

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