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民放テレビスタートの日(8月28日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日民放テレビスタートの日(8月28日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

8月28日は「民放テレビスタートの日」。今回は「民放テレビスタートの日」の意味や由来を解説します。

また「民放テレビスタートの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、関連の広報事例もご紹介。

広報やマーケティングネタを探している方、特に放送業界の方や、配信サービスを提供する企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「民放テレビスタートの日」の意味・由来とは?

8月28日は「民放テレビスタートの日」です。1953(昭和28)年8月28日に民間放送として国内初のテレビ放送がスタートした出来事にちなんで、日本の記念日に制定されました。

1953年2月1日にNHKが放送を開始し、同年8月28日に日本テレビが民間放送を実施。「精工舎の時計が正午をお知らせします」という30秒間のCM第1号も誕生しましたが、当時はフィルムが裏返しで音も不明瞭なまま放送されたといわれています。

放送開始当初テレビは高価だったため、各家庭ではなく街頭テレビに多くの人々が集まりました。

現代では馴染み深い家電であり、テレビ以外で番組が視聴できる手段も増えています。テレビの放送内容をプレスリリースで発表したり、サブスクリプションサービスの提供情報を発信したりといった広報PR活動に有用な記念日といえるでしょう。

「民放テレビスタートの日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「民放テレビスタートの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「民放テレビスタートの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「民放テレビスタートの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「民放テレビスタートの日」を元に発信をする流れ

「民放テレビスタートの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「民放テレビスタートの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「民放テレビスタートの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「民放テレビスタートの日」を広報PRに活かした事例

「民放テレビスタートの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「民放テレビスタートの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「民放テレビスタートの日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.北海道の放送局と連携し、プロジェクト型学習カリキュラムを開始

学校法人創志学園・クラーク記念国際高等学校は、2023年1月19日から始動した新たな授業について公開しました。北海道文化放送株式会社と連携し、新しい放送サービスの提案を目指すプロジェクト型学習です。

同校が「PBL(ProjectBased Learning)」の中心に展開している活動の一環で、「新しい価値創造」につなげています。プレスリリースとして発信することで全国の人々に発信し、認知拡大効果を発揮した広報PR事例です。

参考:クラーク記念国際高等学校が北海道文化放送株式会社と新しい放送サービスをテーマに産学共同授業を開始

事例2.新ドラマ放送を記念して過去作品を配信サービスで提供

株式会社プレミアム・プラットフォーム・ジャパンは、動画配信サービスに関するニュースリリースを公開しました。2023年1月から放送がスタートするドラマ『100万回 言えばよかった』を記念し、複数の配信サービスで過去のドラマ配信を決定。

今回の記念企画に採用したのは『花より男子』『花より男子2(リターンズ)』の2作品です。ドラマの見どころとともに紹介することで、配信サービスの認知拡大・利用者増大効果が期待できます。

参考:2023年1月スタート!TBS金曜ドラマ『100万回 言えばよかった』放送記念 井上真央 主演ドラマ『花より男子』シリーズを配信!

事例3.Webマガジンのハイブリットメディア第1号を発表

テレビ情報誌を発刊する株式会社東京ニュース通信社は、「CINEMAS+ MAGAZINE no.01」の発売情報を発表しました。同社が2016年から掲載しているWebマガジンをリニューアルし、そのハイブリットメディアとして発行するペーパー・マガジンです。

プレスリリースでは、第1号の表紙に起用した俳優・伊藤万理華氏について紹介。ラインナップも細かく紹介し、さらに購入者特典の詳細にも言及しています。テレビ情報に特化したコンテンツを扱う企業ならではの広報PR事例といえるでしょう。

参考:映画、ドラマ、アニメ、音楽などのカルチャーにフォーカスした「CINEMAS+ MAGAZINE」誕生! 記念すべき「01」号は伊藤万理華が表紙を飾る

「民放テレビスタートの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

8月28日の「民放テレビスタートの日」は、テレビ番組に注目が集まりやすい日です。番組制作に携わっている方はもちろん、動画・番組配信サービスの開発・提供を行う企業の方にとっても、「民放テレビスタートの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「民放テレビスタートの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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