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外食の日(11月23日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日外食の日(11月23日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

11月23日は「外食の日」。今回は「外食の日」の意味や由来を解説します。

また、「外食の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に外食産業に関わる企業やフードコートなどを有する商業施設、外食に関わるサービスを提供している企業などはぜひ参考にしてみてください。

「外食の日」の意味・由来とは?

11月23日は「外食の日」です。1984年(昭和59年)に、一般社団法人・日本フードサービス協会が協会の創立10周年を記念して制定しました。

日頃家事で忙しい母親の労をねぎらうこと、家族で外食することの楽しさを知ってもらうことなどを目的に「勤労感謝の日」を記念日としました。

この記念日を制定した日本フードサービス協会は、1974年(昭和49年)に農林水産省の認可を受け、日本の外食産業の発展と豊かな食文化の創造に貢献するために設立。外食産業関連では最大規模の組織として知られています。

「外食の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「外食の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「外食の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「外食の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「外食の日」を元に発信をする流れ

「外食の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「外食の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「外食の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「外食の日」を広報PRに活かした事例

「外食の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「外食の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「外食の日」広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.外食産業向けの無料ウェビナーを開催

株式会社DearOneは、Wovn Technologies株式会社と共催で外食産業向けのウェビナーを開催しました。

プレスリリースでは、このウェビナーがすかいらーくのDX戦略に着目したものであることがわかるよう、タイトルやトップ画像でPR。開催背景やウェビナー登壇者を紹介し、申し込みページへ誘導しています。また、登壇者のプロフィールを掲載することで、よりこのウェビナーへの関心を引いている点がGOODポイントです。

参考:【外食業界必見!】ポストコロナの成長に向けた、すかいらーくの DX 戦略とは?

事例2.外食・中食の動向をまとめた1年間の調査レポート

マッチング&ソリューション事業を中心に展開する株式会社リクルートは、調査・研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」で実施した外食市場調査のレポートをプレスリリースで発表。同機関が毎月首都圏・関西圏・東海圏の男女約1万人を対象に行っているアンケート調査です。

今回の調査では、2022年度の年間結果として外食と中食の動向をまとめています。プレスリリースでは、コロナ禍3年目の外食市場規模が回復したことをはじめ、性別・年代別の外食実態、今後の予測などを項目に分けて紹介しました。「外食の日」のプレスリリースではありませんが、調査レポートを記念日に絡めることで、より多くの人の目に留まりやすい広報PR施策となるでしょう。

参考:2022年度外食&中食動向(2022年4月~2023年3月:東名阪夕食)

事例3.飲食料製造・外食コースの特定技能試験対策セミナー

グループ会社の経営管理や関連業務を手掛けるSGグループ株式会社は、グループ機関である一般社団法人・日本料飲外国人雇用協会のプレスリリースを配信しました。「2023年第2回 特定技能1号技能測定試験」の受験に向けて、試験対策を身につける「特定技能試験対策セミナー」の開催情報です。

プレスリリースでは、特定技能の基本概要を踏まえたうえで、2022年度の合格実績を紹介。飲食料品製造コースと外食コースの2つを展開し、企業向けのセミナーについても訴求しています。

参考:【特定技能】<外食・飲食料品製造>全5回の講座で合格を目指す!「特定技能試験対策セミナー」7月31日より一般申込みスタート

事例4.ホワイト企業を目指すための自社制度導入をプレスリリースで発表

ラーメンチェーン店を展開する株式会社マコトフードサービスは、同社が運営する「ラーメンまこと屋」の労働条件や福利厚生待遇などのに関するプレスリリースを発表しました。外食産業No.1のホワイト企業を目指し、新たに10個の取り組みを導入。

「初任給引き上げ」「完全週休2日制」など関心を引きやすい文言をタイトルに盛り込み、求職者をはじめとする多くの人にアプローチしているのがGOODです。「外食の日」のプレスリリースではありませんが、自社制度について積極的に発信する広報PR施策としても参考になる事例といえるでしょう。

参考:ラーメンまこと屋が外食産業No,1のホワイト企業を目指すにあたり、初任給30万円への引き上げ、完全週休2日制導入など10個の取り組みを開始!

「外食の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

11月23日の「外食の日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

外食を推進するためのイベントやキャンペーンを実施したり、外食に関する調査リリースを出したりするのも一案です。自社が取り組むユニークな外食の形があれば、積極的に発信するとよいでしょう。

今一度「外食の日」をきっかけに自社製品やサービスを広報PRしてみてはいかがでしょうか。

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