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小満(5月20日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日小満(5月20日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

2024年の5月20日は「小満」。今回は「小満」の意味や由来を解説します。

また、「小満」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に縁起の良さを謳った商品を提供する企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「小満」の意味・由来とは?

2024年の5月20日は「小満」に当たります。二十四節気のひとつで、この時期から陽気が良くなり、万物が成長して草木が茂る気候から「小満」と呼ばれています。各地の稲荷神社で五穀豊穣、商売繁盛を願って小満祭が開かれます。

またこの時期は、秋に蒔いた麦などの穂がつく頃とされ、「少し満足する(小満)」という意味を持つとする説もあります。

「小満」をきっかけに広報PR活動をする効果

「小満」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「小満」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「小満」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「小満」を元に発信をする流れ

「小満」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「小満」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「小満」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「小満」を広報PRに活かした事例

「小満」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「小満」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「小満」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.「小満」に合わせて占い特集ページを公開

モバイルサイト制作・コンサルティングや占いコンテンツ企画・制作などを手掛ける株式会社レンサは、公式占いサイト「木下レオンの占い」についてプレスリリースを配信しました。2023年5月21日の「小満」に合わせて、特集コンテンツを展開。

プレスリリースでは今回のキャンペーン内容を紹介したり、公式サイトについてまとめたりすることで、占いに興味がある人へアプローチしています。「小満」の広報PR事例としてはもちろん、占い・二十四節気といったキーワードでも参考になるプレスリリースです。

参考:突然ですが占ってもいいですか?木下レオンが『小満特集』を開催中!公式占いサイトにてこの時期にぴったりの開運占いを特集中

事例2.五穀豊穣を願う伝統的な祭事をプレスリリースで紹介

岐阜県高山市は、2024年3月17日に開催する「第21回雫宮祭(しずくみやまつり)」のプレスリリースを配信しました。新酒完成のお祝いと、五穀豊穣を願う伝統的な祭事です。

開催の数日前に配信されたプレスリリースで、2023年の開催の様子を写真で紹介。源氏での実際の写真を複数枚掲載することで、地元住民だけでなく観光客にもアプローチできています。「小満」とは異なる事例ですが、地域ならではのイベントを全国各地に知ってもらうきっかけになった広報PR施策といえるでしょう。

参考:【岐阜県高山市】御神酒「神のしずく」を載せた酒樽神輿が飛騨高山を練り歩く~雫宮祭

事例3.ホテルエリアにある2つの神社の参拝方法を紹介

株式会社西武・プリンスホテルズワールドワイドは、ザ・プリンス 箱根芦ノ湖にある「箱根九頭龍の森」の2つの神社についてプレスリリースを配信しました。パワースポットとして知られる神社をピックアップし、人気の秘密と参拝方法について紹介しています。

「小満」のプレスリリースではありませんが、商売繁盛をはじめとするさまざまなご利益がある神社を取り上げることで、当該エリアや宿泊施設の認知拡大に寄与したのが特徴。プレスリリース後半では、参拝帰りに味わえるカフェメニューにも訴求しています。

参考:箱根龍神様 紅白参りとは?

「小満」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「小満」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

「小満」は二十四節気のひとつで、五穀豊穣や商売繁盛を祈願する日とされています。神社やお寺などは「小満」に合わせた催しを実施することで、より多くの人に参拝を促すことができそうです。また、縁起物を商品として提供する企業も、「小満」の時期に合わせた広報PR活動を行えるのではないでしょうか。

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