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歯肉ケアの日(4月29日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日歯肉ケアの日(4月29日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

4月29日は「歯肉ケアの日」。今回は「歯肉ケアの日」の意味や由来を解説します。

また、「歯肉ケアの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の事例もご紹介。

広報やマーケティングネタを探している方、特に歯科業界の方や、オーラルケア商品の開発・販売を手掛ける企業の方は、ぜひ企画の参考にしてみてください。

「歯肉ケアの日」の意味・由来とは?

4月29日は「歯肉ケアの日」です。歯槽膿漏や知覚過敏の防止に役立つハミガキ「ディープクリーン」を製造・販売する花王株式会社によって制定されました。

日付は「し(4)に(2)く(9)」と読む語呂合わせが由来。歯肉(歯ぐき)ケアの大切さを発信し、より多くの人が自分の歯でいつまでもおいしく食事ができるよう啓発することが、記念日制定の目的です。

歯肉炎や歯周病といった予防ケアは、虫歯予防とともに重要視されるオーラルケア。歯肉ケアに特化した商品も多数販売されているため、自社製品をプレスリリースで紹介したり、オーラルケアと「歯肉ケアの日」を絡めながら発信したりといった広報PR活動に有用な記念日といえるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「歯肉ケアの日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「歯肉ケアの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「歯肉ケアの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「歯肉ケアの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「歯肉ケアの日」を元に発信をする流れ

「歯肉ケアの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「歯肉ケアの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「歯肉ケアの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「歯肉ケアの日」を広報PRに活かした事例

「歯肉ケアの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「歯肉ケアの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。また、記念日にちなんだプレスリリースではない事例も、今後「歯肉ケアの日」に絡めた広報PR活動を実施するうえでのヒントを得られるはずです。

事例1.オーラルケアブランドの新シリーズ発売とCM公開を発表

花王株式会社は、同社が展開するオーラルケアブランド「ピュオーラ」から、新シリーズ「PureOra36500(ピュオーラサンロクゴマルマル)」の発売を発表しました。「ハグキと歯の未来リスクケア」を提案するシリーズで、発売に合わせて新CMの公開も決定。

CMに起用した田中みな実氏のCM発表会の様子を、複数の写真とともに紹介したプレスリリースがGOODポイントです。発売情報とCM情報を積極的に発信することで、既存顧客はもちろん潜在層への認知拡大効果にも貢献しています。

参考:田中みな実さん「先手のハグキケアで、目指せ口内美人」 「PureOra36500(ピュオーラサンロクゴマルマル)」新CM発表会を開催!

事例2.フロスが奥まで届くペン型のオーラルケア商品を一般発売

株式会社カンミ堂は、オーラルケア商品「フロスペン」の一般販売をスタートしました。応援購入サービス「Makuake」で2500%以上の支援を獲得した注目商品で、デンタルフロスのサポート性に配慮された利便性を強みとしています。

一般的なデンタルフロスとは異なり、ペン型になっているのが特徴。プレスリリースでは、商品の写真に加え、使いやすさ・汚れの落ちやすさをビジュアルで紹介しているのがGOODです。購入者を対象にしたアンケート情報に訴求することで、より多くの人の興味関心を高めた有用な広報PR事例といえます。

参考:ロールタイプのデンタルフロスの悩みを解決! デンタルフロスサポートツール『フロスペン』の一般販売を開始

事例3.口腔ケアに特化した洗口液について、プレスリリースを配信

ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 コンシューマーカンパニーは、新テレビCMの放送開始に合わせて「リステリン トータルケア 歯周クリア」の商品情報を配信しました。

CMで触れている「バイオ殺菌ケア」について訴求し、歯肉ケアや歯周病予防の重要性を発信したプレスリリースです。

記事内では、新CMで登場する商品の概要に加え、YouTube動画やCM制作の背景も紹介しているのがGOODポイント。可視化されにくい口内環境を画像・動画のビジュアルでアプローチし、認知拡大や販売促進効果につなげた広報PR事例です。

参考:薬用リステリンが新TVCMを放送開始!「リステリン®トータルケア 歯周クリア」から新発想『バイオ殺菌ケア』*²とは

「歯肉ケアの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

4月29日の「歯肉ケアの日」は、歯肉・歯茎ケアを想起させるきっかけになる日です。オーラルケア用品の製造に携わっている方や、歯肉ケア・口腔ケア関連の商品開発を手掛ける企業の方にとっては特に、「歯肉ケアの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「歯肉ケアの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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