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牛タンの日(9月10日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日牛タンの日(9月10日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

9月10日は「牛タンの日(牛たんの日)」。今回は「牛タンの日」の意味や由来を解説します。

また、「牛タンの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に取り入れている広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に飲食業界の方や、牛タンや焼き肉に携わっている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「牛タンの日」の意味・由来とは?

9月10日は「牛タンの日(牛たんの日)」です。100以上の店舗が加盟する「仙台牛たん振興会」によって、2018(平成30)年に正式に制定されました。

日付は、「ぎゅう(9)」と「たん=テン(10)」の語呂合わせから。仙台の食文化のひとつである牛タンを多くの人に知ってもらい、よりおいしく安全に、楽しく食べてもらうことがおもな目的です。

同振興会では、毎年9月10日に「牛タンの日」にちなんだイベントやキャンペーンを実施しています。牛タンは全国的にも取り扱いの多い部位であるため、焼き肉店をはじめとする企業・店舗の広報PR活動に活かせるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「牛タンの日」をきっかけに広報PR活動する効果

「牛タンの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「牛タンの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「牛タンの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「牛タンの日」を元に発信をする流れ

「牛タンの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「牛タンの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「牛タンの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「牛タンの日」を広報PRに活かした事例

「牛タンの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「牛タンの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「牛タンの日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.新店舗オープンを記念し、お得なキャンペーンを実施

株式会社Globridgeは、同社が展開する焼き肉店の新店舗「タンとレモンサワー 焼肉 じゅうたん 大崎店」をオープンすることをプレスリリースで配信。新店オープンを記念して期間限定のキャンペーンを実施します。

プレスリリースのアイキャッチには、シズル感がある牛タンのイメージを掲載。名物の「炙り10秒牛タン」や「タン刺し」などのメニューをピックアップすることで、効率的な認知拡大につなげています。「牛タンの日」ではなく、2月9日の「肉の日」に絡めた事例ですが、複数の牛タンメニューの画像と細やかな紹介は、今後牛タンに関するプレスリリースを配信する際の参考になりそうです。

参考:名物“賞味期限10秒”の炙り牛タンや自慢のタン刺し、厚さ10mmの厚切りタンまで!タンとレモンサワーをとことん堪能【タンとレモンサワー 焼肉じゅうたん 大崎店】が2月9日“肉の日”にグランドオープン!

事例2.9月10日「牛タンの日」に合わせたキャンペーンを開催

飲食店を展開するGYRO HOLDINGS株式会社の子会社である株式会社subLimeは、9月10日の「牛タンの日」にちなみ、キャンペーンを実施することをプレスリリースで告知。「牛タンの日キャンペーン」と題し、2022年9月9~11日の3日間限定で「牛タン大衆酒場 べこたん 京急蒲田店」にて開催されます。

プレスリリースには、「牛タンの日」の由来を記載したうえで、今回の企画が生まれた経緯を紹介。キャンペーンの期間中は、通常の「牛タン串」をアタリくじ付きの「牛タンくじ」として提供すること、串中央部分に赤い印が入っていると、アルコールドリンクを一杯無料でプレゼントすることを画像とともに掲載しています。記念日をうまく活用した好事例です。

参考:【9月10日は″牛タンの日″】運を試す3日間!「牛タン大衆酒場 べこたん 京急蒲田店」の「牛タンくじ」でいざ運試し!

事例3.牛タンの好きな調理法に関する調査を実施

インターネットリサーチ事業などを行う株式会社NEXERが運営する日本トレンドリサーチは、牛タン料理店「閣」と共同で、男女1,000人を対象に牛タンの好きな調理法に関する調査を実施。調査リリースで結果を発表しました。

調査リリースの冒頭では、好きな調理法1位が「牛タン焼き」(769票)という圧倒的な結果だったことを報告。続いて2位シチュー(90票)、3位煮込み(47票)など10位までの結果を選んだ理由のコメントとともに記載しています。後半に、ランキングをまとめたものを画像にしているのがわかりやすくGOOD。記念日にちなんだ発信ではありませんが、「牛タン」に関する広報PRの参考になる事例です。

参考:【男女1000人に聞いた】好きな牛タンの調理法ランキング!

「牛タンの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

9月10日の「牛タンの日」は、牛タンだけでなく焼き肉を想起させるきっかけになる日です。飲食業界の方や、牛タンをはじめとする肉類を取り扱っている方にとっては特に、「牛タンの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「牛タンの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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