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高血圧の日(5月17日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日高血圧の日(5月17日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

5月17日は「高血圧の日」。今回は「高血圧の日」の意味や由来を解説します。

また、「高血圧の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に活かしている企業の事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特にヘルスケア業界の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「高血圧の日」の意味・由来とは?

5月17日は「高血圧の日」です。高血圧の予防などを啓蒙するため、特定非営利活動法人・日本高血圧学会と日本高血圧協会によって制定されました。

日付は、世界高血圧連盟が定めた5月17日の「世界高血圧デー(World Hypertension Day)」に準じたものです。2008年以降は「高血圧の日」を日本の記念日とし、毎年さまざまな啓蒙活動を実施しています。

高血圧は、脳卒中や心臓病といった重大な病気を引き起こす主要因である一方、自覚症状がない「サイレントキラー」のひとつ。日常的な血圧測定や定期健診を促すことで、高血圧による疾病リスクを低減することが、記念日制定のおもな目的です。

ヘルスケアに関わる医療業界の方はもちろん、血圧の安定化に用いられる食品・サプリメントなどを扱う企業の広報PRにも有用な記念日といえるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「高血圧の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「高血圧の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「高血圧の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「高血圧の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「高血圧の日」を元に発信をする流れ

「高血圧の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「高血圧の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「高血圧の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「高血圧の日」を広報PRに活かした事例

「高血圧の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「高血圧の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。

事例1.生活習慣改善を考える「高血圧の日」イベント

株式会社CureApp(キュア・アップ)は、高血圧啓発イベント「塩対応食堂」の開催情報をプレスリリースで発表しました。生活習慣改善の重要性と正しい知識を多くの人に知ってもらうため、5月17日の「高血圧の日」に先駆けて実施する3日間限定のイベントです。

高血圧症の人やその家族、健康に関心がある人に向けてプログラムを展開し、減塩料理が食べられるキッチンカーや高血圧治療補助アプリの体験といった企画も紹介しています。実際に提供する料理の写真を掲載し、読者の興味関心を引きながら独自性に訴求したプレスリリースがGOODな事例です。

参考:「減塩」を意識しましょう 「塩対応食堂」3日間限定OPEN!

事例2.「高血圧の日」にちなんで意識調査を実施し、レポートを配信

家族サポートやライフイベントマーケティングといった事業を展開する株式会社カラダノートは、2023年5月17日の「高血圧の日」にちなんで「アプリを活用した血圧管理に関する意識調査」を実施しました。2023年5月10日から15日にかけて、アプリ「血圧ノート」のユーザー789人を対象に行ったアンケート調査です。

プレスリリースでは、血圧を意識するようになったきっかけや、アプリで血圧を管理するメリットなどの質問・回答を紹介。記事後半では、同アプリが総ダウンロード120万を突破した実績にも触れ、自社製品の魅力を客観的にアピールしています。

参考:【5月17日は高血圧の日】アプリを活用した血圧管理に関する意識調査。約5割がアプリを活用して管理するメリットに「手軽さ」と回答!

事例3.健康寿命延伸を目指しパートナーシップを締結

株式会社刀の子会社であるイーメディカルジャパン株式会社は、株式会社ツルハホールディングスのグループ企業でドラッグストアなどを展開する株式会社レディ薬局と、パートナーシップを締結したことを発表しました。高血圧など慢性疾患の治療をサポートし、健康寿命延伸を目的とした取り組みです。

「高血圧の日」の事例ではありませんが、パートナーシップ締結をきっかけに広報PR施策へ活かし、認知拡大効果に寄与した好事例といえます。2社の関係性をイラストで表し、それぞれの役割を可視化したビジュアルもGOODです。

参考:高血圧など慢性疾患の治療開始をサポートする、健康寿命延伸に向けたパートナーシップを締結【レデイ薬局-イーメディカルジャパン】

「高血圧の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

5月17日の「高血圧の日」は、高血圧による疾病や健康管理を想起させるきっかけになる日です。ヘルスケアに関わる企業の方や、高血圧予防・血圧測定といった関連製品を販売する企業の方にとっては特に、「高血圧の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

また、「高血圧の日」にちなんだアンケート調査を実施し、調査リリースとして発信するのも一案です。お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「高血圧の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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