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アイスクリームの日(5月9日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

今日は何の日アイスクリームの日(5月9日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

5月9日は「アイスクリームの日」。今回は「アイスクリームの日」の意味や由来を解説します。

また、「アイスクリームの日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果とポイントをご紹介。具体的な広報事例と、魅力的な取り組みもピックアップしています。

広報やマーケティングネタを探している方、特にアイスクリームを扱う食品業界の広報PRを考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「アイスクリームの日」の意味・由来とは?

5月9日は「アイスクリームの日」です。日本アイスクリーム協会が、アイスクリームの販売促進を目的に考案しました。

日付は、1964年5月9日に、日本アイスクリーム協会の前身となる東京アイスクリーム協会が記念事業を開催したことが由来。日本初のアイスクリームは、1869年に町田房蔵が横浜の馬車道通りに開いた「氷水屋」で「あいすくりん」という名称でした。初販売の日は、7月とされています。

昨今でも、「アイスクリームの日」にちなんだイベント・キャンペーンが全国各地で開催されています。アイスクリームシーズンが始まるゴールデンウィーク明けの時期なので、夏にむけてプレスリリースを出したり、調査リリースを発表したりといった広報PRにも活かせるでしょう。

「アイスクリームの日」をきっかけに広報PR活動する効果

「アイスクリームの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「アイスクリームの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「アイスクリームの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「アイスクリームの日」を元に発信をする流れ

「アイスクリームの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「アイスクリームの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「アイスクリームの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「アイスクリームの日」を広報PRに活かした事例

「アイスクリームの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「アイスクリームの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。

事例1.東京都でアイスクリーム万博を開催

株式会社アイスクリーム・ラバーは、2022年開催のアイスクリーム万博「あいぱく?」に関するニュースリリースを発表。4月29日~5月8日までの10日間、アイスクリームに限定した店舗が集結したイベントです。

イベントの概要に加え、新型コロナウイルスの感染症対策について詳しく記載しているのがGOODポイント。参加経験がある人だけでなく、観光客へのアプローチや潜在顧客への認知拡大も期待できる広報事例です。

参考:5月9日はアイスクリームの日!3年ぶりに東京開催!アイスクリーム万博「あいぱく® in コピス吉祥寺」初開催!

事例2.フレーバー総選挙への投票&プレゼントキャンペーン応募で豪華賞品が当たる

B-Rサーティワンアイスクリーム株式会社は、「サーティワン党対抗フレーバー総選挙」と題したイベントを開催しました。サーティワンのフレーバーの中から人気商品を決定し、5月9日の「アイスクリームの日」に発表する取り組みです。

特設サイトから投票すると、自動的にプレゼントキャンペーンに応募できるのが魅力。サブすく1ヵ月分やオリジナルTシャツなど、豪華な景品を備えてサーティワンが好きな人の興味関心を引いています。

参考:あなたは何党?!次世代エースがいま決まる!サーティワン党対抗フレーバー総選挙

事例3.「アイスクリームの日」に絡めた調査レポートを発表

ライフログテクノロジー株式会社は、2022年5月9日の「アイスクリームの日」に先駆けて、記念日にちなんだプレスリリースを配信しました。2021年4月から2022年3月にかけて、同社の健康管理アプリ「カロミル」の記録データを用いて、アイスに関するランキングを集計した調査レポートです。

「アイスクリームの日」の概要を紹介したうえで、「市販品のアイスランキング」として10位までの商品をピックアップ。定番商品のランクインや、糖質・カロリーといった視点からの人気の違いなども訴求しています。健康管理に特化したサービスを展開する企業が、記念日とうまく組み合わせた広報PR事例です。

参考:5月9日は「アイスの日」!低糖質アイスが人気博すも、1位は「明治 エッセル スーパーカップ」 食べ合わせレシピも話題に

事例4.3年ぶりの「アイスクリームの日」が開催決定

一般社団法人・日本アイスクリーム協会は「アイスクリームフェスタ2022」の開催情報をプレスリリースで公開しました。同協会が広報PR活動の一環として長年実施しているイベントで、2022年は5月9日の「アイスクリームの日」に開催を決定。

アイスクリームの無料配布や、オリジナルQUOカード交換券の抽選イベントなど「アイスクリームの日」ならではのイベント内容を紹介したプレスリリースがGOODです。記念日の制定機関であり、アイスクリームのおいしさを積極的に発信する団体ならではの活動事例ともいえるでしょう。

参考:『5月9日 アイスクリームの日』「アイスクリームフェスタ2022」イベント開催

事例5.米を原料に使ったアイスクリームが新発売

金蛇水神社は、「黄金水神 Rice Cream」と名付けた新商品のプレスリリースを配信しました。ジェラードショップナチュリノの運営会社である図南商事株式会社とタッグを組み、御神米「黄金水神こがねすいじん」をアイスクリームにした新たな取り組みです。

アイスクリームの原料に米を用いているのが特徴で、一般的なアイスクリームとは異なる味わいを強みとしています。

さらにプレスリリースでは、今回の新商品以外の商品についても写真とともに紹介しているのがGOODポイント。既存顧客はもちろん、潜在層への認知を広めることで、販売促進効果を高めた広報PR事例です。

参考:【『黄金水神 Rice Cream』発売のお知らせ 】

「アイスクリームの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

アイスクリームを取り扱っている企業であれば、5月9日の「アイスクリームの日」に関連付けた広報PRを多数考案できます。5月9日前後に限定商品を販売したり、イベントを開催したりしてもよいでしょう。「アイスクリームの日」にまつわる調査リリースを発表するのも一案です。

同日の記念日である「母の日」や「クレープの日」もあわせて企画してみてはいかがでしょうか。

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