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9月17日は「イタリア料理の日」。今回は「イタリア料理の日」の意味や由来を解説します。
また、「イタリア料理の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際の広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に飲食業界の方や、イタリア料理に関わっている方は、ぜひ参考にしてみてください。
「イタリア料理の日」の意味・由来とは?
9月17日は「イタリア料理の日」です。イタリア料理やイタリア文化の普及や・発展を目的に活動する日本イタリア料理協会によって、2011年に制定されました。
日付は、イタリア語で「料理」を意味する「cucina(クチーナ)」の語呂合わせから。より多くの日本人にイタリア料理・文化の魅力を知ってもらい、ファンを増やすことがおもな目的です。
「イタリア料理の日」には、日本イタリア料理協会を筆頭に、料理イベントやキャンペーンが実施されています。日本とは異なる文化を発信する目的もあるため、パスタやピザといった料理だけでなく、イタリアに関連するあらゆる広報PR活動に有用な記念日といえるでしょう。
記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。
「イタリア料理の日」をきっかけに広報PR活動する効果
「イタリア料理の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「イタリア料理の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「イタリア料理の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「イタリア料理の日」を元に発信をする流れ
「イタリア料理の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「イタリア料理の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「イタリア料理の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「イタリア料理の日」を広報PRに活かした事例
「イタリア料理の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「イタリア料理の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「イタリア料理の日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。
事例1.フラッグシップのホテルにイタリア料理シェフが就任
株式会社ひらまつは、同社が展開するホテルブランド「HIRAMATSU HOTELS」に関する情報を発信しました。ホテルのレストランにシェフが就任し、イタリア料理とフランス料理を提供する取り組みです。
イタリア料理ディナーコースが付いた1泊プランや、イタリア・フランスふたつの料理が楽しめる連泊プランなど、豊富なバリエーションを備えているのがGOODポイント。贅沢な時間を過ごしたい人にとって、魅力的なプロジェクトとなっています。
参考:【ひらまつホテル】「THE HIRAMATSU 軽井沢 御代田」にイタリア料理レストラン誕生。土地の恵みを味わう至福の美食体験が、6月1日、新たなステージを迎えます。
事例2.「味ぽん」を使ったイタリア料理を期間限定で提供
株式会社Mizkan Holdingsは、東京都港区の虎ノ門ヒルズにて、期間限定のイタリアンレストランをオープンしました。同社が販売する「味ぽん」を使用し、本格的なイタリアンメニューを提供するプロジェクトです。
パスタやマリネなど、すべての料理に「味ぽん」を使用しているのが特徴。ひとつの商品に限定することで、自社商品とイタリア料理の相性の良さをアピールする効果が期待できます。
事例3.日本初のイタリア料理メニューを展開
株式会社カーディナルは、東京都の赤坂サカスにある「赤坂 Biz タワー」にて、「イル カルディナーレ 赤坂店(il Cardinale Akasaka PIZZERIA CON CUCINA)」をグランドオープンしました。
イタリア名物として人気の料理を中心に、多種多様なピザメニューを展開。直径50cmのホール生地を使用した「イタリアン グルメ スライス ピッツァ」は、日本ではじめての提供となります。豊富なボトルワインから好みの1本を選んだり、テイクアウトで注文したりできる点も魅力的です。
参考:日本初の「イタリアン グルメ スライス ピッツァ」を「赤坂サカス」で体験!
事例4.1年間本格イタリア料理が届くカタログを新発売
株式会社スタイリングライフ・ホールディングスが運営する総合カタログ通販「ライトアップショッピングクラブ」では、2022年4月から『本格イタリア料理を味わう 12ヵ月頒布会』をリリースしました。
人気イタリア料理店のオーナーシェフが監修したこだわりのイタリア料理を、1年にわたって自宅に届けるコースです。定番のパスタのほか、リゾットやグラタンなどもラインナップ。自宅で手軽に本格イタリア料理を楽しみたい人へ、販売促進が期待できる広報事例といえます。
参考:麻布十番の人気イタリア料理店オーナーシェフが監修『本格イタリア料理を味わう 12ヵ月頒布会』がライトアップショッピングクラブより発売開始!
事例5.懐石料理とイタリア料理がコラボレーションした「懐石イタリアン」を提供
株式会社ムーンエレファントジャパンは、同社が運営するイタリアンレストラン「リストランテベニーレベニーレ」に関するニュースリリースを発表しました。新宿への移店1周年を節目に、新しいコースの提供をスタート。
日本料理とイタリア料理を組み合わせた「懐石イタリアン」で、斬新なコラボレーションを実現しています。日本特有の風景を彷彿とさせる表現と、イタリア料理ならではの食材を同時に楽しめるユニークな取り組みです。
参考:春を楽しむ革新×伝統のイタリアン「新宿リストランテベニーレベニーレ(岩手応援加盟店)」が日本料理とイタリア料理の斬新コラボコース「懐石イタリアン」をスタート
「イタリア料理の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう
9月17日の「イタリア料理の日」は、パスタやピザといったイタリア料理に注目が集まりやすい記念日です。飲食業界の方や、イタリアンレストランを運営する企業の方にとっては特に、「イタリア料理の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。
また、和食・洋食などイタリア料理以外の商品と組み合わせた広報PRで、差別化を図るのも一案です。お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「イタリア料理の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。
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