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灯台記念日(11月1日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日灯台記念日(11月1日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

11月1日は「灯台記念日」。今回は「灯台記念日」の意味や由来を解説します。

また、「灯台記念日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に観光業の方や、灯台にまつわる商材を取り扱っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「灯台記念日」の意味・由来とは?

11月1日は「灯台記念日」です。1949(昭和24)年の11月11日、海上保安庁によって制定されました。

日付は、1868年に、日本初となる洋式灯台の建設に着手した日付にちなんでいます。神奈川県横須賀市に建てられた日本最古の灯台は、「観音埼(かんのんさき)灯台」と名付けられました。

毎年11月には、灯台の無料開放やイベントの開催など、複数の団体によって「灯台記念日」にちなんだ広報PR活動が行われています。観音埼灯台に限定せず、灯台に関連する商材であれば、イベント・キャンペーンといった企画のきっかけに有用な記念日といえるでしょう。

「灯台記念日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「灯台記念日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「灯台記念日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「灯台記念日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「灯台記念日」を元に発信をする流れ

「灯台記念日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「灯台記念日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「灯台記念日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「灯台記念日」を広報PRに活かした事例

「灯台記念日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「灯台記念日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「灯台記念日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.「灯台の日」から8日間の広報PRイベントを開催

海と日本プロジェクト広報事務局は、2022年11月1日の「灯台の日」にちなんだプレスリリースを発表しました。11月1日から8日の期間を「海と灯台ウィーク」とし、灯台の魅力や社会・歴史的価値などを伝える取り組みです。

期間中の11月5日には、東京都原宿駅前で「海と灯台サミット2022」の開催も決定。国内外の有識者が集い、灯台について語り合う様子がライブ配信されます。海上保安庁と連携して灯台について発信する、記念日ならではの広報PR活動です。

参考:11月1日「灯台記念日」を起点とし、灯台を巡るムーブメントを創出する「海と灯台ウィーク」が今年も全国で開催決定!

事例2.日本で唯一ホテルに建つ灯台を「灯台の日」に一般公開

株式会社ホテルマネージメントジャパン(HMJ)は、同社が運営する神戸メリケンパークオリエンタルホテルにて、「ホテルに建つ公式灯台」の公開企画を発表しました。日本で唯一ホテルに建つ灯台を、2022年11月1日の「灯台記念日」に一般公開する取り組みです。

プレスリリースでは、灯台の写真のほか、旧施設からの移転とともに設置された灯台の歴史を紹介しているのがGOODポイント。灯台に興味がある人はもちろん、歴史的な灯台をきっかけに、ホテル利用者数の増大・認知拡大にも効果が期待できます。

参考:【神戸メリケンパークオリエンタルホテル】神戸港を見守る日本で唯一「ホテルに建つ公式灯台」2022年11月1日 (火) 灯台記念日に一般公開

事例3.全国148ヵ所の近代化遺産を一般公開

全国近代化遺産活用連絡協議会は、令和4年度日本博主催・共催型プロジェクト「日本の近代化遺産 -自然の力と美を引き出す技-」の一環として「近代化遺産 全国一斉公開2022」を開催。イベント内容をプレスリリース配信しました。

2022年10月1日から11月30日にかけて、重要文化財・登録有形文化財を含む全国148ヵ所の近代化遺産を、一般公開するプロジェクトです。岩手県の岩手銀行(旧盛岡銀行)や京都府の赤れんが倉庫群、山口県の角島灯台記念館といった遺産を公開。

さらに全国12市町では、各エリアの近代化遺産にまつわる参加型イベントも開催しています。歴史や文化的な遺産に興味がある人にとっては、特に魅力的なプロジェクトといえるでしょう。

参考:全国近代化遺産活用連絡協議会

「灯台記念日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

11月1日の「灯台記念日」は、全国各地の灯台に注目が集まりやすい日です。灯台が建つエリアの観光商品を取り扱っている方や、灯台にまつわる企画を検討している方にとっては特に、「灯台記念日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「灯台記念日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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