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ラッキーゾーンの日(5月26日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日ラッキーゾーンの日(5月26日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

5月26日は「ラッキーゾーンの日」。今回は「ラッキーゾーンの日」の意味や由来を解説します。

また、「ラッキーゾーンの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に野球業界の方や野球関連の商品を製造・販売されている企業、そのほかイベント関連の企業などはぜひ参考にしてみてください。

「ラッキーゾーンの日」の意味・由来とは?

5月26日は「ラッキーゾーンの日」です。1947年(昭和22年)のこの日、甲子園球場に日本で初めてラッキーゾーンが設置されたことに由来したといわれています。

ラッキーゾーンとは、ホームランが出やすくなるように設けられた、外野フェンスのフィールド側の柵などで囲まれた場所のことです。もともとはホームランを出しやすくすることで、プロ野球の人気を高めることを目的としていました。

しかし、年々選手の体格がよくなったことや道具の品質向上などにより打球の飛距離が伸びたことで、ラッキーゾーンの存在が疑問視されるようになり、撤去されるようになりました。現在は、宮城球場(楽天生命パーク宮城)のEウィングや福岡ドーム(福岡PayPayドーム)のホームランテラスといった観戦席としてラッキーゾーンのような場所があるドームもあります。

「ラッキーゾーンの日」をきっかけに広報PR活動する効果

「ラッキーゾーンの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「ラッキーゾーンの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「ラッキーゾーンの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「ラッキーゾーンの日」を元に発信をする流れ

「ラッキーゾーンの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「ラッキーゾーンの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「ラッキーゾーンの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「ラッキーゾーンの日」を広報PRに活かした事例

「ラッキーゾーンの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「ラッキーゾーンの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例をピックアップ。また、9月3日「ホームラン記念日」や8月9日「野球の日」の事例をGOODポイントとともに紹介します。

事例1.タイガースOBの評論家がトークショーを展開する特別企画

阪神電気鉄道株式会社は、同社が運営する甲子園歴史館の特別企画を発表しました。スポーツ報知協力のもと、タイガースのOBであり、同紙の評論家でもある掛布雅之氏を招き、トークショーを展開する取り組みです。

2023年6月4日の開催に先駆けて、5月13日にチケット販売を開始。当日は、トークショーのほか、サイン色紙のプレゼントや、サインボールの抽選といったオフラインならではの特典も盛り込まれています。

発売の全日にプレスリリースを配信することで、野球ファンを中心に多くの人々へ認知を広めた有用な広報PR事例です。

参考:スポーツ報知×甲子園歴史館 特別企画 タイガースOB掛布雅之氏によるトークショーを6月4日(日)に開催!

事例2.プロ野球選手に合うガムをカスタマイズして提供

株式会社ロッテは、プロ野球チームの「千葉ロッテマリーンズ」とのコラボ企画について、プレスリリースを配信しました。同社がスポーツにおける「噛むこと」を発信する「噛むスポプロジェクト」活動の一環として、プロフェッショナルガムの提供を目的としたプロジェクトです。

プレスリリースでは、今回商品を提供する5人の野球選手を紹介したうえで、プロフェッショナルガムならではの強みを訴求しています。ガムとスポーツの深い関係性を、データやグラフなどを用いながら解説した記事内容もGOODです。

参考:「千葉ロッテマリーンズ」自分専用の”プロフェッショナルガム”をセレクト 野球選手がガムを噛む理由とガムの必要性を選手に直撃インタビュー

「ラッキーゾーンの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「ラッキーゾーンの日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

「ラッキーゾーンの日」にちなんだイベントやキャンペーンを実施したり、ホームランだけでなく野球に関するさまざまなことに関する調査リリースを出したりするのも一案です。野球に関連する記念日はほかにも2月5日「プロ野球の日」や8月9日「野球の日」、9月3日「ホームラン記念日」があるため、そういった関連の記念日と絡めてもよいでしょう。

今一度「ラッキーゾーンの日」をきっかけに自社製品やサービスを広報PRしてみてはいかがでしょうか。

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