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露天風呂の日(6月26日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

今日は何の日露天風呂の日(6月26日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

6月26日は「露天風呂の日」。今回は「露天風呂の日」の意味や由来を解説します。

また、「露天風呂の日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に観光・旅行業界の方や、温浴施設を運営する企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「露天風呂の日」の意味・由来とは?

6月26日は「露天風呂の日」です。「露天風呂発祥の地」といわれる岡山県真庭市湯原町の湯原町旅館協同組合と、一般社団法人湯原観光協会によって1987年に制定されました。

日付は「ろ(6)てん(・)ぶ(2)ろ(6)」の語呂合わせに由来しています。

露天風呂の魅力をさらに多くの人に伝えることを目的としており、「露天風呂の日」に合わせて全国の温浴施設で割引などが行われています。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「露天風呂の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「露天風呂の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「露天風呂の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「露天風呂の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「露天風呂の日」を元に発信をする流れ

「露天風呂の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「露天風呂の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「露天風呂の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「露天風呂の日」を広報PRに活かした事例

「露天風呂の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「露天風呂の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「露天風呂の日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.当時のスケッチをもとに明治時代を再現した露天風呂をオープン

有限会社養生館が運営する鳥取県の老舗旅館「湖泉閣 養生館」は、明治時代の浴場を再現した貸切露天風呂「風樹の湯」を新たにオープン。

設置にあたって参考にしたという、明治時代の著名な日本画家が描いた当時の大浴場のスケッチをプレスリリースに盛り込んでいます。

老舗ながらもアップデートを続ける旅館の魅力を、ストーリー性を持たせつつ豊富な写真とともに表現しています。

参考:明治17年創業の老舗旅館「湖泉閣 養生館」が露天風呂「風樹の湯」を4月10日(日)にオープンします

事例2.露天風呂付きのホテルを銀座にリブランドオープン

フランス・パリを拠点とするホスピタリティグループ・アコーは、2023年6月に「日和ホテル東京銀座EAST」を「イビススタイルズ東京銀座East」にリブランドオープンすることをプレスリリースで発表しました。アコーは、世界110ヵ国で5,300を超えるホテルやレジデンス、10,000を超えるレストラン、バー施設を展開するホスピタリティー産業を牽引するグループ会社です。

ユニークなデザインを持つアコーのエコノミーブランド「イビススタイルズ」の東京銀座Eastは、花火の絵などの和モダンなデザインに。プレスリリースには、和モダンが表現されたロビー、最上階の11階にある大浴場・露天風呂とスカイツリーが望めるテラスの写真を掲載し、それぞれの特徴を紹介しています。施設紹介だけでなく、代表のコメントを記載することで今後の展望も伝わります。ホスピタリティー産業においての規模や展開についてもまとめられている点もGOOD。

参考:銀座唯一の最上階露天風呂付※「イビススタイルズ東京銀座East」が2023年6月にオープン

事例3.日本らしい景色と南国のリゾート感を楽しめる貸切露天風呂プランを開始

ACAO SPA & RESORT株式会社が運営するHOTEL ACAOは、相模灘を見渡せる露天風呂「スパリウムニシキ」の貸切プランを提供開始。

水平線の狭間に松の木が覗く日本らしい眺望の露天風呂と、湯上りに南国気分でスイーツが楽しめるリゾート感を融合させ、「熱海でしか味わえない体験」と地域特有の歴史や風土に紐づけているのがGOODです。

参考:ACAO SPA & RESORT、相模灘を見渡す80㎡の内湯・露天風呂「スパリウムニシキ貸切プラン」を5月1日(日)より提供開始

「露天風呂の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「露天風呂の日」は、露天風呂に注目が集まり、旅行や観光を想起させるきっかけになる日です。

旅館を運営する企業の方や、温泉に携わる企業の方にとっては特に、「露天風呂の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝えるよい機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「露天風呂の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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