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水泳の日(8月14日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日水泳の日(8月14日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

8月14日は「水泳の日(旧称:国民皆水泳の日)」。今回は「水泳の日」の意味や由来を解説します。

また、「水泳の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際の広報事例もあわせてご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に水泳やスポーツ業界の広報PRを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

「水泳の日」の意味・由来とは?

8月14日は「水泳の日」です。2014年、スポーツによる社会貢献を目指す公益財団法人日本水泳連盟が制定しました。

「水泳の日」のもとになったのは、1953年に制定された「国民皆泳の日」。命を守るスポーツとして水泳を発展させ、国民全員が泳げるようになることで水難事故を減少させるのが目的です。記念日として大きな動きがなかった「国民皆泳の日」を引き継ぐかたちで、「水泳の日」に改称されました。

現在では、毎年8月14日の「水泳の日」にちなんで、日本水泳連盟をはじめとする各団体がイベントを開催しています。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「水泳の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「水泳の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「水泳の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「水泳の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「水泳の日」を元に発信をする流れ

「水泳の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「水泳の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「水泳の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「水泳の日」を広報PRに活かした事例

「水泳の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「水泳の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものの、水泳に関するプレスリリースは、今後「水泳の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.「水泳の日」に合わせて特設サイトのプレスリリースを配信

ピークス株式会社が運営するメディアプラットフォーム『YOLO』とスイムウエアのトップブランド『Speedo』がコラボレーション。プールの楽しみ方を紹介する特設サイト「#きみもスイマー」を公開したことをプレスリリースで配信しました。「水泳の日」に合わせた広報PR活動です。

プレスリリースには、スイムウエアのトップブランドと共同で、プールに踏み出すためのキッカケとなる特別コンテンツ企画した背景を掲載。サイト内の設問に答えると4つのスイマータイプが診断され、それぞれに合ったプール施設やおすすめの水着を紹介するなどのサイトの概要もわかりやすく記されています。

プレスリリースのタイトルに「水泳の日」を記載し、記念日当日にプレスリリースを配信。配信のタイミングも含め、記念日をうまく活用した広報PRとして参考になる事例です。

参考:8月14日は水泳の日!YOLO×Speedoの特設サイト「“自分らしい”水着やプールの楽しみ方と出合えるスイマータイプ診断」を公開

事例2.世界水泳2023の公式記念グッズの販売を開始

株式会社ユニクロは、世界水泳2023公式Tシャツと公式トートバッグの販売開始をプレスリリースで発表。2023年夏に開催される「世界水泳選手権2023福岡大会」と「世界マスターズ水泳選手権2023九州大会」の公式グッズです。

プレスリリースには、商品画像とともに詳細を記載。グッズのデザインには大会のコンセプト「WATER MEETS THE FUTURE」と水の動きを表現したグラフィック、大会マスコットやロゴをあしらったものを起用したこと、オリジナルアイテムが作れる自社サービス「UTme!」についても紹介しています。世界水泳2023公式グッズ概要から関連するサイト、大会の概要までをわかりやすくまとめた事例です。

記念日を活用した事例ではありませんが、今後、「水泳」関連の広報PRを考える際の参考になるプレスリリースといえるでしょう。

参考:世界水泳2023を盛り上げる公式グッズを販売開始

事例3.お腹周りが気になる女性向けのフィットネス水着を発売

スポーツウェアの専用メーカー、デサントジャパン株式会社は、展開するスイムブランド「アリーナ」からお腹周りが気になる女性に向けたフィットネス水着を発売。詳細をプレスリリースで配信しました。

今回発売される水着は、胸元と太もも辺りに流線形のデザインをあしらうことで、お腹周りから視線をそらしたデザインに仕上げたのが特徴。プレスリリースでは、カラーの配置や肩のストラップについてのこだわり、商品概要を端的にまとめて説明しています。

アイキャッチ画像に商品の着用画像を掲載することで、実際にどのように見えるのかイメージが伝わりやすく訴求力が高まります。記念日にちなんだ事例ではありませんが、水着に関する商品を打ち出す際の参考になる事例といえるでしょう。

参考:“泳ぎに行きたいけど、お腹を見られるのは嫌”な女性のために『アリーナ』ブランドよりお腹から視線をそらすフィットネス水着を発売

「水泳の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

8月14日の「水泳の日」には、子ども向けの水泳イベントを開催したり、水泳に関連するニュースリリースを発表したりといった広報PRが考案できます。8月はシーズンでもあるため、水泳の魅力を発信しながら、商品・サービスの販売促進につなげてもよいでしょう。

また、「水泳の日」にちなんでアンケートを実施し、調査リリースとして発信するのも一案です。馴染み深いスポーツのひとつでもあるため、さまざまな切り口から広報PRを企画できます。

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