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たばこの日(1月13日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

今日は何の日たばこの日(1月13日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

1月13日は「たばこの日」。今回は「たばこの日」の意味や由来を解説します。

また、「たばこの日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特にたばこに関連する商品や、たばこに代わる嗜好品を扱う企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「たばこの日」の意味・由来とは?

1月13日は「たばこの日」です。1946年のこの日に「ピース」が初めて発売されたことに由来し、愛煙家が制定したといわれています。

発売当時のたばこは10本入りで20~60銭が相場でしたが、「ピース」は10本入り7円であり、高級たばこに分類されていました。

禁煙が一般的となり、たばこを吸う人は年々減少傾向にありますが、「ピース」をはじめ、長年愛煙家に親しまれている銘柄は数多くあります。

「たばこの日」をきっかけに広報PR活動する効果

「たばこの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「たばこの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「たばこの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「たばこの日」を元に発信をする流れ

「たばこの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「たばこの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「たばこの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「たばこの日」を広報PRに活かした事例

「たばこの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「たばこの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「たばこの日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.千代田区と協業で、喫煙所に「投票型灰皿」を設置

投票型喫煙所「ASK THE TOBACCO」を展開する株式会社コソドは、2023年11月1日から「ちよだプラットフォームスクウェア敷地内喫煙所」に新たに「ASK THE TOBACCO」を設置開始。楽しみながらポイ捨てを減らすことを目的とした投票型喫煙所の詳細をプレスリリースで配信しました。

プレスリリースでは「ASK THE TOBACCO」の設置画像とともに、投票型灰皿の特長を紹介しています。また、今回協業した千代田区からのコメントを記すことで、設置までの背景や想いが伝わります。記念日に合わせた施策ではないものの、たばこに関する取り組みをプレスリリースで配信することでより多くの人に知ってもらう機会となった好事例です。

参考:楽しみながらポイ捨てを減らす投票型喫煙所『ASK THE TOBACCO TAKEBASHI SECOND』の設置開始

事例2.たばこハームリダクションに関する講演会を開催

たばこに関する「ハームリダクション」についての研究・啓発を行うたばこハームリダクション研究会は、2023年11月6日に3回目となる「たばこハームリダクションシンポジウム」を開催。「第三回たばこハームリダクションシンポジウム」の様子をプレスリリースで配信しました。

プレスリリースでは、はじめにハームリダクションが使用により生じる健康・社会などの悪影響を減少させることを目的とした取り組みであることを紹介。シンポジウムの登壇者、それぞれ公共政策、社会経済、禁煙治療、脳科学の視点からの議論が展開されたことを記載しています。「たばこの日」にちなんだものではありませんが、たばこに関するシンポジウムのレポートは、今後記念日と絡めて施策を考える際の参考になります。また、イベントのレポートとして必要な情報が盛り込まれたプレスリリースも見本となるでしょう。

参考:「第三回たばこハームリダクションシンポジウム」を開催

事例3.煙が出ないオーラルたばこ「VELO」の新フレーバーを販売

たばこ製品を販売するブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン合同会社は、オーラルたばこ「VELO」シリーズより、ほっと一息つけるフレーバーが新登場したことをプレスリリースで配信。トーストしたヘーゼルナッツとコーヒー風味が味わえる新フレーバー「ベロ・クリーミー・コーヒー・インテンス・ナノ」です。

VELOは、歯茎に挟むだけでピリピリとした刺激や味、香りが楽しめるスウェーデン発の無煙たばこです。プレスリリースでは製品情報をはじめ、新フレーバーの説明。全面禁煙化が進む新幹線やオフィスでも使用できることや日本における「たばこハームリダクション」を推進について記載しています。トピックとなる所を太文字+下線の装飾を加えた読みやすい構成がGOOD。

「たばこの日」に合わせたプレスリリースではありませんが、たばこに関する新商品の情報発信の際に参考にしたい事例です。

参考:煙もニオイもない、いつでもどこでも使える新ジャンル・オーラルたばこ「VELO」から新銘柄「ベロ・クリーミー・コーヒー・インテンス・ナノ」を11月20日より発売

「たばこの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「たばこの日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

近年の日本は禁煙傾向にあるため「たばこの日」にちなんだイベント・キャンペーンはあまり多く見かけないようですが、「たばこの日」を活用し、疑似たばこやたばこに代わるさまざまな商品・サービスをアピールすることはできそうです。記念日をうまく活かした広報PRを検討してみましょう。

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