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わらびもちの日(4月26日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日わらびもちの日(4月26日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

4月26日は「わらびもちの日」。今回は「わらびもちの日」の意味や由来を解説します。

また、「わらびもちの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の事例もご紹介。

広報やマーケティングネタを探している方、特に飲食業界の方や和菓子を販売する方はぜひ参考にしてみてください。

「わらびもちの日」の意味・由来とは?

4月26日は「わらびもちの日」です。あずき製品や和菓子などのさまざまな食品を製造販売する井村屋グループ株式会社が制定しました。

全国の菓子製造業の方々にも記念日を活用してもらい、日本の伝統菓子「わらびもち」を幅広い世代に浸透させていくことを主な目的としています。日付の由来は、ワラビの旬のはじまりが4月であることと、わらびもちの「ぷ(2)る(6)ぷる感」の語呂合わせから。

プレスリリースで「わらびもち」の新商品を発表したり、「わらびもち」にまつわる情報発信につなげたり、多様な広報PR活動に活かしやすい記念日といえるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「わらびもちの日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「わらびもちの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「わらびもちの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「わらびもちの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「わらびもちの日」を元に発信をする流れ

「わらびもちの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「わらびもちの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「わらびもちの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「わらびもちの日」を広報PRに活かした事例

「わらびもちの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「わらびもちの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。また、記念日に関した事例ではないものも、今後「わらびもちの日」を広報PR活動に活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.鎌倉のわらびもちドリンク店が香港に初出店

株式会社K&Sが運営するわらびもちドリンクで人気の『甘味処鎌倉』は、国内50店舗以上の展開から、海外初出店として香港に新店舗をオープン。『甘味処鎌倉 香港(Hong Kong)Hysan Place店』のオープン初日の様子をプレスリリースで配信しました。

「わらびもちの日」にちなんだ事例ではありませんが、わらびもちに関するプレスリリース配信として参考となるポイントが盛りだくさん。なかでもタイトルをひと目見ただけで、海外進出がわかるように隅付き括弧を用いているのがGOODです。また、オープン初日の長蛇の列をなす写真を掲載することで、盛況ぶりをアピール。世界に向けて、日本の伝統文化とそれを理念とする企業の想いが発信された好事例です。

参考:【甘味処鎌倉 海外進出!】わらびもちドリンクで人気の甘味処鎌倉が遂に『香港』にオープン!日本から世界へ『WARABI-MOCHI』を発信!

事例2.お箸で持つとこぼれるほどの「とろけるわらび餅」を販売

株式会社お亀堂は、愛知県の老舗和菓子店「お亀堂」から発売する新商品「とろけるわらび餅」について、プレスリリースで配信しました。国産大豆100%を深煎りした京風きなこを使ったわらび餅です。

わらび餅を箸上げしたアイキャッチから、「とろ~んと とろける食感」が伝わり目を引きます。約10年前から研究を重ね、素材にこだわり試作を重ねたうえで、理想としてきた「ぷるぷるを保持」することに成功したことを記載。製造中の写真を載せ、出来上がりに欠かせなかった奇跡を3点紹介しているのもGOODです。

「わらびもちの日」を絡めた事例ではありませんが、新商品を発売するまでのストーリー性が伝わる構成が参考になるプレスリリースです。

参考:【極上】奇跡的?偶然生まれた「とろけるわらび餅」

事例3.チョコバナナ味の「串わらび」を期間限定販売

おせんべいや餅、わらび餅などを製造する京西陣菓匠宗禅有限会社は、「京町家茶房 宗禅」より創作スイーツ「串わらび」の期間限定商品としてチョコバナナ味を発売。詳細をプレスリリースで配信しました。

限定商品の周りにチョコレートとバナナを配置し、仕様素材がひと目でわかるよう工夫したアイキャッチ画像がGOOD。また、販売実績を具体的な数字を用いて注目商品の新フレーバーであることが伝わるタイトルにつけ方も参考になるポイントです。

「わらびもちの日」ではなくバレンタインデーと絡めたプレスリリースですが、季節性と限定性を盛り込んでニュースバリューを高めた広報PR事例といえるでしょう。

参考:京都から贈るバレンタイン和菓子。京都駅で1日3,000本売れる「串わらび」に期間限定チョコバナナ味が新発売。

「わらびもちの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

4月26日の「わらびもちの日」の意味や由来、また記念日に関連した広報PR事例を紹介しました。

「わらびもちの日」にちなんだ新商品・新メニューの販売はもちろん、わらびもちに関連したキャンペーンやイベントを開催するなど、記念日をうまく広報PR活動につなげてみてはいかがでしょうか。

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