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国際盲導犬の日(4月の最終水曜日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日国際盲導犬の日(4月の最終水曜日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

4月の最終水曜日は「国際盲導犬の日」。今回は「国際盲導犬の日」の意味や由来を解説します。

また、「国際盲導犬の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の事例もご紹介。

広報やマーケティングネタを探している方、特に慈善団体や社会貢献活動などをされている企業は、ぜひ企画の参考にしてみてください。

「国際盲導犬の日」の意味・由来とは?

4月の最終水曜日は「国際盲導犬の日」です。1989年4月26日に国際盲導犬学校連盟が発足したことを記念し、1992年に国際盲導犬学校連盟が制定。日付は国際盲導犬学校連盟の発足した日から4月の最終水曜日としています。

目の不自由な人にとって大切な盲導犬の普及と、盲導犬に対する人々の理解を高めるのが目的です。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「国際盲導犬の日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「国際盲導犬の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「国際盲導犬の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「国際盲導犬の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「国際盲導犬の日」を元に発信をする流れ

「国際盲導犬の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「国際盲導犬の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「国際盲導犬の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「国際盲導犬の日」を広報PRに活かした事例

「国際盲導犬の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「国際盲導犬の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。また、記念日にちなんだプレスリリースではない事例も、今後「国際盲導犬の日」に絡めた広報PR活動を実施するうえでのヒントを得られるはずです。

事例1.盲導犬育成事業開始から20年を迎えたことを発表

株式会社わかさ生活は、毎年4月の最終水曜日が「国際盲導犬の日」であることにちなみ、視覚障害を持つ方にとって大切なパートナーである盲導犬の育成支援への取り組みが20年目を迎えたことをプレスリリースで発表しました。

同社代表の角谷氏も手術により視野の半分を失ったことから「自分と同じような視覚障害者の支援のために、自分に何かできないか」との想いで「一縁のeye基金」を開始。この取り組みは、2003年1月より、お客さまから注文・購入された商品1袋につき1円を積み立てて盲導犬育成事業に寄付する活動です。

プレスリリースでは、「一縁のeye基金の活動背景」をはじめ、社内開催したチャリティーバザーについても触れ、企業全体で事業についての理解を深めようという姿勢がよく分かる広報PRです。

参考:【4月最終水曜日は国際盲導犬の日】今年でわかさ生活の盲導犬育成支援は20年目を迎えます

事例2.パラアスリート講師を新たに2名迎えてワークショップ型授業を開始

公益財団法人日本財団パラスポーツサポートセンターは、パラアスリートを中心とした講師から共生社会を学ぶ授業「あすチャレ!ジュニアアカデミー」の2022年度を実施。新たにパラリンピックにバドミントン日本代表として出場した小倉理恵さんと、盲導犬と一緒に出前授業を行うトライアスロンの中澤隆さんを新講師として迎えました。対象校は、同社主催の小・中・高・特別支援学校です。

プレスリリースには、新講師のプロフィールや写真、本人コメントを掲載。「講師との対話を通じて、生徒が自分には何ができるか?を考える機会を創出する」という目的もしっかりとアピールできています。

これまでの授業実施回数や受講者数、過去の授業の様子が分かる写真を掲載しているのも授業風景がわかりやすくてGOOD。

参考:65万人の児童生徒が受講した「あすチャレ!ジュニアアカデミー」新たに2人のパラアスリート講師が全国の学校へ

事例3.ペットイベントで盲導犬協会への寄付支援を実施

コノコトトモニを運営する株式会社オモヤは、国内最大級のペットイベント「第12回インターペット 人とペットの豊かな暮らしフェア」に出展することを発表しました。

約2mの巨大ガチャガチャやフォトブースの設置のほか、ブース内のパネルにシールを貼るとシール1枚につき10円を日本盲導犬協会へ寄付する取り組みも行います。

自社の取り組みを積極的に発信することで、事業内容や今後の支援活動などを知ってもらうきっかけになります。

参考:約2mの巨大ガチャガチャでお出迎え!ペットフードブランド「コノコトトモニ」が日本最大級のペットイベント《インターペット2023》に今年も出展【株式会社オモヤ】

「国際盲導犬の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

4月の最終水曜日の「国際盲導犬の日」の意味や由来、また記念日に関連した広報PR事例を紹介しました。

「国際盲導犬の日」にちなんだ新商品の販売やイベントを開催することはもちろん、盲導犬に関連したアンケートを調査し、結果を発信するのも一案です。自社で盲導犬に関連する取り組みを行っている場合は、「国際盲導犬の日」をきっかけに広報PRしてみるとよいでしょう。

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