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腸内フローラの日(1月26日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日腸内フローラの日(1月26日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

1月26日は「腸内フローラの日」。今回は「腸内フローラの日」の意味や由来を解説します。

また、「腸内フローラの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特にヘルスケア業界の方や、腸内環境にまつわる広報PRを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

「腸内フローラの日」の意味・由来とは?

1月26日は「腸内フローラの日」です。1993年、京都の伝統として知られる「すぐき漬け」から植物性乳酸菌「ラブレ菌」を発見した出来事から、カゴメ株式会社大阪支店が制定しました。

日付は、正月太りなど食生活が乱れやすい1月と、「フ(2)ロ(6)-ラ」と読む語呂合わせが由来。腸内フローラを整えられるよう、乳酸菌や食物繊維の摂取を啓蒙することがおもな目的です。

腸内フローラは、消化しづらい食べ物を栄養物質へと作り替えたり、腸のバリア機能を向上させたりといった役割を持っています。腸内フローラを整える食べ物・飲み物はさまざまですが、商品紹介につなげたり、「腸内フローラの日」に絡めたキャンペーンを実施したり、多様な広報PR活動に活かせるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「腸内フローラの日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「腸内フローラの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「腸内フローラの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「腸内フローラの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「腸内フローラの日」を元に発信をする流れ

「腸内フローラの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「腸内フローラの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「腸内フローラの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「腸内フローラの日」を広報PRに活かした事例

「腸内フローラの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「腸内フローラの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「腸内フローラの日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.美肌効果が期待できるプロテインの発売キャンペーンを実施

株式会社桃谷順天館は、プロテイン「エフドット ISRプロテイン」の発売に合わせて、TEA STAND「YUGEN」と「やなぎのにわ京菓子」の3社コラボキャンペーンを実施しました。同商品には、桃谷順天館の独自成分である「フローラコントローラISR」が含まれており、腸内の菌バランスを整えられるのが特徴です。

同社の公式Twitterアカウントをフォローし、対象の投稿をリツイートすると応募が可能。「美肌のためのプロテイン」を謳っているため、タンパク質を摂取したい人はもちろん、栄養バランスや健康面に配慮したい人にも魅力的な広報PR事例といえます。

参考:Twitter企画第4弾>TEA STAND「YUGEN」・「やなぎのにわ京菓子店」と3社コラボ!「エフドットISRプロテインAmazon販売記念キャンペーン」を実施

事例2.花粉症と腸内フローラの相関関係を共同研究、Webセミナーで成果発表

株式会社サイキンソーは、SOMPOヘルスサポート株式会社との共同研究成果を発表しました。腸内フローラと花粉症の相関に関する研究内容と、発表に先立って開催されるWebセミナーのプレスリリースです。

リリース内では、花粉症がもたらす影響や、今回の共同研究に至った背景や概要を解説。人事部門や経営企画部門といった担当者を対象としたWebセミナーには無料で参加できるため、免疫・アレルギーの分野に関心がある人にアプローチしやすいプログラムとなっています。

参考:腸内フローラと花粉症の相関に関する共同研究成果発表|従業員の生産性低下を招く国民病花粉症の将来的な対策に向けて|株式会社サイキンソーのプレスリリース

事例3.既存利用者が無償で使える腸活支援サービスを新展開

腸内フローラ検査サービス「マイキンソー(Mykinso)」を提供する株式会社サイキンソーは、マイキンソー利用者向け腸活支援サービス「マイキンソー パーソナル(Mykinso Personal)」を新展開しました。

マイキンソーを受けた人が無料で利用できるWebサービスで、腸内環境を知って改善点を把握したり、腸活や菌の特徴を学んだりできるのが特徴。新サービスの認知拡大だけでなく、既存サービスであるマイキンソーの利用者増大にも効果が期待できるプレスリリースです。

参考:腸活支援サービス「マイキンソー パーソナル」提供開始

「腸内フローラの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

1月26日の「腸内フローラの日」は、腸内フローラに注目が集まり、腸活や食習慣を想起させるきっかけになる日です。食品業界の方はもちろん、腸内フローラに関する研究・開発に携わっている方にとっては特に、「腸内フローラの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「腸内フローラの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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