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七味の日(7月3日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日七味の日(7月3日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

7月3日は「七味の日」。今回は「七味の日」の意味や由来を解説します。

また、「七味の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に食品業界の方やスパイス商品を企画・製造・販売している企業などはぜひ参考にしてみてください。

「七味の日」の意味・由来とは?

7月3日は「七味の日」です。「しち(7)み(3)」(七味)と読む語呂合わせから、唐辛子などの粉末食品を製造・販売している株式会社向井珍味堂が2010年(平成22年)に制定しました。

唐辛子を主原料とした日本独自のスパイスとして愛されている七味唐辛子。副原料は生産者によって異なり、山椒や麻の実、胡麻、青海苔などさまざまな原料が使われています。七味唐辛子(七味)のPRを目的として制定されました。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「七味の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「七味の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「七味の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「七味の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「七味の日」を元に発信をする流れ

「七味の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「七味の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「七味の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「七味の日」を広報PRに活かした事例

「七味の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「七味の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例をピックアップ。また、「七味の日」に似た調味料の「ソースの日」やスパイスの「クミンの日」の事例をGOODポイントとともに紹介します。

事例1.料理に合せて辛味が楽しめる唐辛子の調味料を販売開始

ポータルサイトなどWeb制作事業を展開する株式会社Rebirthは、国産独自品種の唐辛子を育てる農業組合法人「あまのじゃく」と提携し辛味に特化した調味料「1KAKU」を発売。クラウドファンディングサービスMakuake(マクアケ)で販売開始したことをプレスリリース配信しました。

辛さがじんわりひろがる「TAKIAMA Yellow(タキアマイエロー)」瞬時に辛くなる「MIHARAKARAKO(三原辛子)」少量でグッと辛くなる「GoldenChili(黄金唐辛子)」の全3種をプレスリリースで紹介。それぞれに合う料理をピックアップして商品の活用法を提案しています。商品への興味を抱きやすいよう、唐辛子の生産者の想いを載せた好事例です。

参考:料理ごとに使い分けられる唐辛子の調味料「1KAKU」をMakuake限定で発売開始

事例2.七味唐辛子を使ったかりんとうの販売を開始

東京カリント株式会社は、やげん堀 七味唐辛子本舗の七味唐辛子を使用した激辛旨味の「七味マヨかり」を新発売。発売の約2ヵ月前にプレスリリースで発表しました。

プレスリリースには、「七味マヨかり」がピリッとした辛味とマヨネーズ風味で、おやつだけでなくおつまみとしても楽しめる商品であると紹介。イメージが伝わるように、商品のパッケージ、2枚のイメージカットを掲載しています。また、商品概要に商品の特徴を端的にまとめるた点もGOOD。概要だけでどんな商品かがわかる好事例です。

参考:おつまみにも!激辛旨味のかりんとう「七味マヨかり」浅草“やげん堀”の特別調合七味を使用

事例3.秩父山の原材料のみを使った秩父七味を開発・販売

秩父の特産品や銘品などを発信するじばさん商店は、新商品「秩父七味」の販売。商品に関する詳細を一般社団法人秩父地域おもてなし観光公社からプレスリリースで発表しました。

じばさん商店は、「秩父の地域文化を時代に合わせて発信する商店」をコンセプトとしており、今回の新商品は、地元の七味唐辛子メーカー「秩父山膳 岩田屋」と共同で完成させた一品であることを紹介しています。今回の開発に至った経緯や秩父地域のグルメとの相性もよい商品であるという内容を掲載。地域性が伝わるプレスリリースの配信事例です。

参考:自然豊かな秩父地域で採取した秩父産の原材料のみを使用した「秩父七味」を開発しました。通常パッケージに加えて、オリジナル七味入れと巾着袋がセットになった限定パッケージ(100個限定)を販売開始!!

「七味の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「七味の日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

「七味の日」にちなんだイベントやキャンペーンを実施したり、スパイスに関する調査リリースを出したりするのも一案です。また、七味だけに限らず、スパイスや調味料全般の視点で見てみると、より幅広い広報PRが期待できます。

今一度「七味の日」をきっかけに自社製品やサービスを広報PRしてみてはいかがでしょうか。

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