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【トレンド徹底活用術 vol.7】ゴールデンウィーク編:動向調査と配信のタイミングがポイント

多くの人に興味を持ってもらえるプレスリリースを作成するためには、自社の新情報をまとめるだけでなく、時節やトレンド情報をうまく活用することがおすすめです。トレンドキーワードをフックにプレスリリースを配信することで、自社プロダクト・サービスの注目度が上がり、メディア関係者や生活者に届く可能性が高まります。
本記事では「ゴールデンウィーク」をピックアップ。ホテル・旅館などの宿泊・レジャー業界はもちろん、行楽グッズやサービスを提供する企業まで幅広く活用しやすいトレンドです。重要なステップを解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

「ゴールデンウィーク」をプレスリリースに活用するSTEP

毎年4月末から5月初めにかけて、休日が続く期間を指す「ゴールデンウィーク」。2020年以前は、この時期が近づくと日本全国の行楽地や空港・駅などの賑わった様子がテレビで報道されていました。ここ数年は新型コロナウイルスの影響により、外出を避ける生活者も多かったものの、今年はかつてのように、ゴールデンウィークを利用し、各種イベントや旅行に出かける人が増えることが予想されます。

ゴールデンウィークに関連したプロダクト・サービスをプレスリリース配信したいと考えたとき、「2024年のゴールデンウィークを盛り上げるには、どのような情報発信がよいのか」と悩む広報PR担当者もいるのではないでしょうか。そのような悩みにお答えすべく、ゴールデンウィークに関連するプレスリリースを作成から配信する方法をご紹介。

基本の8ステップは以下です。この8つのSTEPの中でも、特に役立つポイントを事例とともに解説していきます。

トレンド活用術8ステップ

基本となるステップについてはこちらの記事をご確認ください。

情報収集して傾向をチェック

ゴールデンウィークは、4月29日の「昭和の日」から5月5日の「こどもの日」までの1週間を指します。間に平日が加わるものの、多くの人は有給休暇を取得するなどして、大型連休を楽しむ傾向があります。

市場動向を調査する

ゴールデンウィークは毎年訪れますが、毎回同じ情報を発信するのではなく、今年ならではの傾向や対策などを把握することが大切です。人々が今年のゴールデンウィークをどう過ごすのか、市場の動向についてを調べてみましょう。

下の表は2022年にPR TIMESにおいて配信されたプレスリリースのキーワードに関する内容をまとめたものです。

2023年PRTIMESランキング

詳細:「ChatGPT」1年で0→3800件、「●●DX」は260種超で多様化 30万件のプレスリリースデータから2023年企業トレンド調査発表

2020年2021年に行った同調査において、ゴールデンウィークがスタートする4月・5月のキーワードランキングには、「コロナ」「外出自粛」「おうち時間」「テイクアウト」などのキーワードがランクイン。自宅で過ごすことを想定とした商品やサービスを企画しプレスリリースを配信されている企業が多い傾向にありました。

一方、2022年は「イベント」というキーワードが上位を占め、2023年は7ヵ月にわたって「イベント」が登録件数1位となりました。このことから、今年は多くの企業が行楽・イベントに関するプレスリリースを配信することが予想できます。

また、以下のプレスリリースの調査によると、1泊以上の日本人の旅行と訪日外国人旅行について、各種経済動向や生活者の行動調査、運輸・観光関連データ、自社で実施したアンケートなどから推計した2024年の旅行動向の見通しでは、

  • 国内旅行:対前年97.2%
  • 海外旅行:対前年152.6%
  • 訪日外国人:対前年131.3%

といった結果が出ていることを公表しています。この結果からも、今年のゴールデンウィークは国内・海外旅行へ出かける人や、海外からの旅行者が増加することが考えられるでしょう。

参考:2024年(1月~12月)の旅行動向見通し

またインターネットの検索結果、SNSなどから情報を収集するのもおすすめです。自社プロダクト・サービスとの関連性はあまり気にせず、広く市場の傾向を掴む糸口として一般的なワードで検索してみましょう。毎年多くの人が検索しそうな複数のキーワードで情報を集めてみてください。多くの人が気になっている情報はメディア関係者も注目しています。そこから、今年ならではの切り口が生まれるかもしれません。

<検索キーワード例>
「ゴールデンウィーク 2024」
「ゴールデンウィーク 旅行」「ゴールデンウィーク 国内」「ゴールデンウィーク 海外」
「ゴールデンウィーク 過ごし方」「ゴールデンウィーク 外出」
「ゴールデンウィーク 家族」「ゴールデンウィーク 友人」など

プレスリリースの配信スケジュールを立てる

ゴールデンウィークに旅行や遠出のおでかけを検討している場合、1ヵ月前から計画する生活者も多く、そのタイミングで情報収集をしている人もいるはずです。そのことも踏まえてプレスリリースの配信日を設定できるとよいでしょう。市場でいつ、なにが注目されているのかを捉える方法として、「Googleトレンド」を活用して検索キーワードの推移を計るのが簡単です。

過去5年間の推移を見ると、毎年「ゴールデンウィーク」が始まる約2週間前の4月中旬(4月15日頃)以降から検索数が増えてきています。検索数がピークに達する4月25日頃までには、プレスリリースを配信していることが理想です。

4月はそのほかのトピックスも多い月です。以下の記事を参考に、プレスリリースの配信タイミングは慎重に検討しましょう。

ペルソナをイメージ

ゴールデンウィークに関する自社のプロダクトやサービスを、誰にもっとも利用してほしいかを考えることも大切です。商品企画の際に対象年齢や対象人物を設定するように、プレスリリースで情報を配信する際にもペルソナを明確にしましょう。

<ペルソナ設定で必要な項目例>

  • 年齢層
  • 性別
  • 職種
  • 年収
  • 家族構成
  • 最近の悩み
  • 情報収集の方法 など

例えば、上記の項目例に沿って「近年の円安に不安を感じているものの、連休は特別な旅行をしたいと考える40代女性」というペルソナを設定したとします。自社で「大型客船の国内旅行」を提供している場合、「ゴールデンウィーク期間だけ運行する特別な就航プランの豪華ランチ・ディナー」を提案するなどが挙げられます。

また、プロダクトやサービスの特徴やアピールポイントから、ペルソナ像が見えてくることもあります。

ペルソナ設定についてさらに詳しく知りたい場合は、こちらの記事を参考にしてみてください。

調べた情報を箇条書きで整理

ここまでで得た情報の中から、自社のプロダクトやサービスの魅力を発信するうえで活用できそうなものをピックアップしてみましょう。自社のアピールポイントとトレンドがなぜ合致しているのか、言語化しておくことが大切です。

<ポイント整理の例>

  • レジャー施設などの場合
    →今年の動向を調べて市場のニーズや興味関心にマッチした切り口でイベントを提案
  • 行楽で活躍するアウトドアアイテムなどの場合
    →外出先における生活者の悩みなどをアンケートで集め、それらを解決するアイテムを提案
  • レストランなどの場合
    →今年の社会情勢を調べ、コストパフォーマンスの高い特別なプランを提案

ここで大切なのは自社のアピールポイントとトレンドを無理やり関連づけないこと。落とし込んだ文脈を客観的に見ても「なるほど」と思えるか、社内のほかのメンバーにも協力してもらいながら確認することが重要です。

ポイントを整理したらプレスリリースの作成を開始しましょう。基本的な構成の作り方などは以下の記事を参考にしてみてください。

また世論を反映した情報発信は読み手の理解や共感も得やすくなります。アピールポイントに調査結果などが関係するときは、プレスリリースにも調査結果を引用しましょう。その際、他社が行った調査結果を用いる場合は許諾を得るなど注意も必要です。

【参考記事】

細かな配信設定を活用してプレスリリースを配信

プレスリリースが完成したら、配信の設定を行います。

PR TIMESでは情報を探している人に適切に届けるための配信設定機能があります。自社の商品やサービスに関する設定だけでなく、ゴールデンウィークに関する情報としても配信できるようキーワード登録を活用しましょう。その際、「ゴールデンウィーク」「G.W.」「大型連休」など関連するキーワードを複数登録するのがおすすめです。そのほか、ゴールデンウィーク中に開催されるイベントを地域ごとに報道する媒体もあるため、位置情報も適切に登録しましょう。

【参考記事】

世の中の動向や生活者の声を把握し、タイミングよく「ゴールデンウィーク」に関するプレスリリースを配信しよう

ゴールデンウィークはその年限りのものではなく、毎年訪れます。その中でも世の中の動きによって過ごし方のトレンドや心情は変化するもの。特に2023年のゴールデンウィークは、多くの生活者が行楽に出かけることが予想されます。

事前に自社で調査を行ったり、既に発表されている調査結果などを用いて、市場のニーズにマッチした提案が大切です。多くの人々がゴールデンウィークに注目する中、自社の情報を目にしてもらうには、プレスリリースの配信タイミングを見極めることも重要。生活者の動向を調べ、適切なタイミングで配信することを心がけましょう。

また、PR TIMESなどの配信ツールでプレスリリースを配信した場合は、自社のホームページにも掲載するなど、より多くの人の目に留まるよう自発的に発信を行うことも大切です。プレスリリース配信直後だけでなく、駆け込み需要を見込んでゴールデンウィークの直前にも再びSNSでシェアするなどの拡散も忘れずに実施しましょう。

<編集:PR TIMES MAGAZINE編集部>

ゴールデンウィークのプレスリリースの書き方に関するQ&A

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この記事のライター

舛田 貴司

舛田 貴司

PR TIMES営業本部アカウントプランナーとして大手企業からスタートアップまで多様なクライアントを担当し、主に官公庁や行政などの情報発信における広報・PRの課題に合わせてPR施策などを提案しています。生粋のお祭り男。

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