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【PR TIMESノウハウ】プレスリリース配信までの流れは?基本の7ステップを紹介

PR TIMESでプレスリリースを配信するためには、「アカウント登録」「メディアリストの作成」「プレスリリース内容の登録」など複数のステップを踏む必要があります。

本記事では、PR TIMESでプレスリリースを配信するまでの流れを解説。プレスリリースを登録する際に、特に注意しておきたいポイントについても紹介していますので、ぜひ参考にご覧ください。

プレスリリース配信までの7ステップ

PR TIMESでプレスリリースを配信するまでの流れは、7つのステップで完了します。それぞれ詳しく紹介していくので、手順に沿ってひとつずつ行ってみてくださいね。

STEP1.PR TIMESに登録する

まずはPR TIMESに企業登録申請を行いましょう。

すでにプレスリリースを「受信」するユーザー(メディアユーザー・個人ユーザー)に登録している場合でも、プレスリリースを「配信」するためには別途登録が必要です。

企業登録の申請後、PR TIMESにて簡単な審査を行います。申請してから登録申請までに通常1営業日ほどかかる点にご注意ください。

申請時に入力が必要な項目の詳細や、審査の基準については下記の記事で紹介しています。

【参考】
【PR TIMESノウハウ】企業登録を申請する方法と、登録時の注意点
【PR TIMESノウハウ】登録には審査がある?審査条件や審査フロー、審査にかかる日数

自社にマッチする料金プランを決定しよう

PR TIMESの料金プランには、プレスリリース配信毎に料金が発生する「従量課金プラン」と、月々・半年・年間で料金が一定の「定額プラン」があります。

登録審査の通過後、すべての企業アカウントは「従量課金プラン」に設定されています。

不定期での配信や月に1〜2回程度の配信を希望する場合には従量課金プラン、月30件の上限本数内で本数を気にすることなくプレスリリース発信を積極的に行いたい場合には定額プランがおすすめ。

料金プランは、管理画面左側「設定」アイコンの「料金プラン」から変更可能です。PR TIMESの料金プランには、設立2年以内のスタートアップ企業や一定の基準を満たす社会貢献団体が、無料でプレスリリースを配信できるお得なプランもあります。条件を満たす企業・団体は、ぜひこのプランを活用してお得に広報PR活動をスタートしてみてくださいね。

登録方法や注意点、登録の審査について、プランについては以下の記事でさらに詳しく解説しています。

STEP2.PR TIMESにログインする

企業登録が完了したら、PR TIMESへログインします。

PR TIMESのWebページのトップより、ログイン>「企業・事業主ユーザーでログインする」の順にクリック。

PR TIMESにログインする01
PR TIMESへログインする02

ログイン画面で登録済みのメールアドレスとパスワードを入力し、ログインします。パスワードを忘れてしまった場合は、画面下部の「パスワードをお忘れの方」よりパスワードを再発行できます。

メールアドレスが不明な場合は、お手数ですがPR TIMESサポート&サクセスデスクまでお問い合わせください。

STEP3.メディアリストを作成する

管理画面の左側にあるメニューから「メディアリスト」>「メディアリスト新規登録」を選択します。

※画面上部にも「メディアリスト新規登録」ボタンがあります

メディアリスト作成

ポイント1. メディアごとに異なる!メディアへの「配信方法」を選択しよう

メディアリストの作成では、最初にプレスリリースの配信方法を決めます。配信方法は「メール&FAXで配信」「メールで配信」「FAXで配信」の3種類です。

PR TIMESの管理画面

FAX配信はオプション機能で別途5,000円(税別)の費用がかかります。

主要なテレビ局や新聞社など、メディアによってはFAXでしかプレスリリースを受け付けない場合もあるため、各メディアが指定する配信方法も確認しながら、FAX配信の有無を決定しましょう

FAX配信のメリットや方法の詳細は下記の記事をご覧ください。

ポイント2. メディアは「種類」「カテゴリ」「報道対象地域」で絞り込みができる

次に「メディア種類」と「報道対象地域」を決めていきます。「メディア種類」は、TV番組、雑誌、新聞、インターネットサイト、フリーペーパー、ラジオ番組、通信社の7種類に分かれています。さらに、例えば「TV番組」の種類の中では地上波かCS・BSかなどのカテゴリで絞り込めます。「報道対象地域」は、デフォルトで「全国」にチェックが入っています。特定の地域に根差したメディアに配信したい場合は、該当する地域にチェックを入れるようにしましょう。

PR TIMESの管理画面
PR TIMESの管理画面

ポイント3. メディアリストの上限数は300まで!

メディアリストに追加できるメディアの上限数は300件です。

300件までのメディアの抽出方法としては、「300件を自動で抽出する」、「350件を自動で抽出し、手動で50件削除する」、「件数を制限しない」の3つの方法があります。デフォルトでは「件数を制限しない」が選択された状態になっています。

急いで配信準備をする必要がある場合は「300件を自動で抽出する」、最終調整だけは自身で行いたい方は「350件を自動で抽出し、手動で50件削除する」、すべてのメディアを丁寧に確認したい方は「件数を制限しない」を選択するのがおすすめです。

メディアリストの詳しい作成・設定方法は下記の記事をご覧ください。

STEP4.「プレスリリース新規登録」を選択する

管理画面の左側にあるメニューから「プレスリリース」>「プレスリリース新規登録」を選択します。

※画面上部にも「プレスリリース新規登録」ボタンがあります

プレスリリース新規登録01

PR TIMESで配信したいプレスリリースの内容を登録するための入力フォームが表示されます。

プレスリリース新規登録02

STEP5.プレスリリースの内容を入稿する

タイトル・本文の入力

プレスリリースの入稿フォームが表示されたら、まずは必須項目であるタイトルと本文を入力しましょう。

サブタイトル・リード文は必須項目ではありませんが、多忙なメディア関係者や生活者にプレスリリースの内容を一目で理解してもらうために重要な役割を果たします。サブタイトルやリード文については、下記の記事も参考にしてみてください。

【参考】
【PR TIMESノウハウ】「タイトル」「サブタイトル」の違い・設定される場所
プレスリリースは「リード文」が要!読まれるリード文を作る5つのポイント

本文は最大8,000文字まで。右下に文字数カウントが表示されるので確認しながら入力しましょう。

太字や下線など、適宜装飾を取り入れながら内容を整理することをおすすめします。

なお、HTMLタグなどの特殊文字が含まれている場合には削除されてしまう点と、半角カナを使用すると文字化けする可能性がある点については、注意が必要です。

また、PR TIMESのプレスリリースには、配信時に独自の掲載基準が設けられています。どんなプレスリリースでも配信できるわけではなく、基準に当てはまらないものや配信できない内容を含んでいるような場合には、修正を依頼したり掲載を停止したりするケースもあります。

PR TIMESで配信できる掲載基準については、以下の記事を参考にしてみてください。

画像や動画の挿入

タイトルと本文を入力できたら、画像や動画を挿入していきましょう。画像や動画の挿入は、入力フォームの右側に表示されている黒いバーから選択できます。

プレスリリースの入稿方法 画像ファイルをアップロード

画像ファイルのアップロードは1番上のアイコンから、動画の挿入は上から3つ目のアイコンから、GIFアニメーションの挿入は上から4つ目のアイコンより実行します。

画像は必須ではありませんが、画像があることでプレスリリースそのものの魅力をぐっと引き上げることができます。
メディアがニュースとしてプレスリリースを取り上げる際にも画像は必ず必要になりますので、さまざまなバリエーションで複数枚用意することをおすすめします。

また、画像や動画の挿入について、詳しい手順や規定などについては、以下の記事を参考にしてください。

【参考】
【PR TIMESノウハウ】画像を複数横に並べる方法は?
【PR TIMESノウハウ】プレスリリースに適した画像サイズ・解像度は
【PR TIMESノウハウ】動画は挿入できる?プレスリリースでの活用事例5選
【PR TIMESノウハウ】プレスリリースにGIFアニメーションを挿入する方法

関連情報を設定する

プレスリリースには、それぞれ「種類」「ビジネスカテゴリ」「サブカテゴリ」「位置情報」「キーワード」などの関連情報を設定できます。

プレスリリースの入稿方法 関連情報を設定

「種類」と「ビジネスカテゴリ」は必須項目のため、必ず登録しましょう。それぞれの詳しい設定方法や、設定のメリットについては、以下の記事を参考にしてください。

【参考】
【PR TIMESノウハウ】プレスリリース配信時の「カテゴリ」とは?選択する3つのコツ
【PR TIMESノウハウ】位置情報を登録して届けたい地域に発信しよう
【PR TIMESノウハウ】カテゴリ・位置情報・キーワードの設定ポイント
【PR TIMESノウハウ】関連URLの表示場所・設定するべきURLとは?

STEP6.配信方法を決め、配信ボタンを押す

タイトル、本文、画像、関連情報の入力が完了したら、画面下部の「次へ」をクリックすると、「メディア向け設定」の画面が表示されます。

「次へ」ボタンがクリックできない場合は、必須項目への入力が漏れている・文字入力制限数を越えている、などの原因が考えられます。

以下の記事を参考に状況を確認ください。
【PR TIMESノウハウ】「次へ」が押せない?次に進めないエラーの解決方法と入稿での必須項目

まずは「メディアリストへの配信方法」で配信方法を選択しましょう。次に「配信先メディアリスト選択」の設定をします。「手動選択」にチェックをすると、事前に作成したメディアリストの中から配信先を選択できます。

メディアリストの配信先選択

一方「自動選択」は、プレスリリースに設定した「カテゴリ」に応じて自動で関連メディアが抽出される機能です。送付件数のコントロールができなかったり、送付したいメディアを個別に追加することができなかったりと制約があるので、どうしてもメディアリストを手動で作成する時間がない、というときに活用するとよいでしょう。

基本的にはSTEP3であらかじめ作成しておいたメディアリストを使うことをおすすめしています。

メディアリストを選択したら「次へ」ボタンを押し、「配信設定」の画面へ進みます。

配信・掲載方法の設定画面 各種配信設定

一般公開せず、メディア関係者だけに配信することも可能です。
また、PR TIMESが運営している公式SNSにも投稿されるよう設定しておくことで、より多くの人の目に留まる機会を増やせます。

それぞれの設定方法や詳しい内容については、以下の記事を参考にしてください。

【参考】
【PR TIMESノウハウ】公開は制限できる?メディア限定公開機能と使い方・メリット
【PR TIMESノウハウ】選んだカテゴリに連動する公式アカウントでのSNS投稿

ここで重要なのがメールのタイトル・本文先頭行の設定です。受信者にメールを開封してもらうためにもっともキーとなる「件名」と「送信者」を必ず明記しましょう。

ほかにも、下記のような工夫を凝らすとより受信者の目に留まりやすいメールになります。

  • メールタイトルに【】で会社名を入れる
  • タイトルから大体の内容が推測できるものにする
  • メールの本文冒頭に「報道関係者各位」と表記する
PR TIMESの管理画面 メディア配信設定

配信方法や配信のタイミングについては下記の記事から詳しい解説をご覧ください。

STEP7.プレスリリースの内容を確認し、配信する

設定を完了して「次へ」ボタンを押すと、「以下の設定で配信されます」というモーダルが出てきます。内容を確認し、ここで「次へ」を押すと確認画面が表示されます。内容に問題ないことを確認したら、即時配信、または配信タイミングの設定をして予約配信に進みましょう。

プレスリリースの配信
プレスリリースの配信

予約配信を設定するタイミングや、より実際に近い形でプレスリリースを確認するためのテスト配信については以下の記事を参考にしてみてください。

【参考】
【PR TIMESノウハウ】リリース配信はいつがベスト?予約配信方法と配信タイミングの決め方
【PR TIMESノウハウ】公開は制限できる?メディア限定公開機能と使い方・メリット
【PR TIMESノウハウ】プレスリリースをテスト配信する方法

また、PR TIMES掲載上のイメージもプレビューで必ず確認しましょう。プレビューはPC版、スマートフォン版の2種類で確認することができます。プレビューはプレスリリース作成画面下部の「プレビュー」ボタンより確認できます。

PR TIMESの管理画面 プレビュー確認

遷移した画面はPC版のプレビューになっています。プレビュー画面上部の「デスクトップ」をクリックして「モバイル」を選択すると、スマートフォン版のプレビューを確認できます。

PR TIMESの管理画面 プレビュー確認

「即時配信」を選ぶと、ボタンを押した瞬間にプレスリリースが公開・配信されます。PR TIMESではプレスリリースの内容をチェックしていますが、すべて配信後に行うため、配信前にお待ちいただくことはありません。

PR TIMESでプレスリリースを配信するときのポイント

最後に、PR TIMESでプレスリリースを作成・配信する際に注意しておきたい4つのポイントをお伝えします。

1.キャッチーでわかりやすいタイトル

まず1つ目はタイトルです。

PR TIMES公式サイト上では1日に約1,000件のプレスリリースが公開されており、メディア関係者のもとには1日に数十件〜数百件以上のプレスリリースが届くと言われています。大量のプレスリリースの中から興味を持ってもらうためには、まず目にするタイトルの工夫が必要です。

「ニュース」を探してSNS上やPR TIMES上で情報収集するメディア関係者や生活者は、タイトルでプレスリリースの内容を推測し、自分に有益な情報かどうかを瞬時に判断します。そのため、目を引くようなキャッチーさと同時に、具体的かつ簡潔でわかりやすいタイトルが求められるのです。

タイトルのつけ方は、実際にPR TIMESで配信されたプレスリリースの事例をもとに下記の記事でも解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

2.問い合わせ先を明記する

2つ目のポイントは、問い合わせ先です。

プレスリリース配信の目的は企業によってさまざまですが、読み手に何らかの「行動」を起こしてもらうことを期待していることがほとんどでしょう。

しかし、読み手がプレスリリースの内容に興味を持ち、取材や購入などの行動を起こそうとした際に、プレスリリースに「問い合わせ先」が明記されていなければ、行動につなげられず機会損失となってしまいます。

メディア関係者向けの問い合わせ窓口やユーザー・カスタマー向けの問い合わせ窓口など、記載すべき連絡先を必ず記載しましょう。

PR TIMESにはメディア関係者限定で連絡先を記載する機能もありますので、ぜひ活用してみてください。

3.カテゴリ・位置情報などの関連情報を登録する

3つ目のポイントは、カテゴリ・位置情報などの関連情報です。カテゴリ・位置情報を登録することで、特定の情報を求めている人にプレスリリースを届けやすくする効果があります。

特に位置情報は、オフライン開催のイベントやセミナー、地域に関連する内容のプレスリリースを配信する場合に、ぜひ登録してくださいね。

以下の記事では、位置情報を登録する方法やメリットの詳細をご紹介しています。

4.参考になる他社のプレスリリースを読んでみる

プレスリリースを実際に書き始める前に、PR TIMESで多く読まれているプレスリリースを読んでみましょう。プレスリリースの構成や書き方には基本的なパターンがありますが、基礎を守ると同時に、企業それぞれのカラーを出していくことも重要です。

書き方の基礎については、プレスリリースの書き方10のコツ・5つの構成要素の記事を参考にしください。

基礎を守りつつ自社らしさが表れているお手本事例は、管理画面のダッシュボードのページ下部にある「おすすめのプレスリリース」から確認できます。

おすすめプレスリリース

PR TIMES MAGAZINEの「お手本リリース事例&解説!」でも、ジャンル別やシーズン別の実践的なプレスリリース事例を紹介しています。もっとたくさんの事例が見たいという方は、是非参考にしてみてくださいね。

流れを把握して、ミスのない配信を

本記事では、プレスリリースを配信するまでの流れや押さえておきたいポイントについてご紹介しました。

初めての方や慣れていない方にとっては、さまざまな入力項目があり難しく感じるかもしれません。もし操作に迷われた場合は、気軽にPR TIMESサポート&サクセスデスクまでご連絡ください。

まだPR TIMESで配信をしたことがないという方は、まずは企業登録申請フォームから企業登録(無料)をお待ちしています。

<編集:PR TIMES MAGAZINE編集部>

【関連動画】

PR TIMESでプレスリリース配信するまでの流れに関するQ&A

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